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目ざめよ! 1997
目97 4/22 31ページ

ルーマニアに見る霊的な飢え

ルーマニアのブラショフのAP通信によれば,ルーマニアの全人口2,300万人のうち約90%は,共産党支配のもとで機能することを許されていた正教会の会員です。しかし,同教会に物足りなさを感じている人は現在少なくない,と米国コロラド州キャノン市のデーリー・レコード紙は指摘しています。同紙は,「ルーマニア人から見た正教会は今日性に欠ける」という見出しを掲げました。

昨年の10月,同紙は次のように報告しました。「著述家また哲学者であるアレクサンドル・パレオログは教会当局者に対する信頼性の欠如に言及し,この宗教の様式と実体は混乱をきたしてしまっていると述べた。例えば,人々は十字を切り,正しい日に断食する。だが,教会が罪とみなしている妊娠中絶はまん延している」。

デーリー・レコード紙は,少なからぬ人がエホバの証人になったと述べ,証人の聖書教育プログラムが一家族に及ぼした影響について次のように伝えました。「夫は大酒にふけっては私を殴ったものですと,フロレンティーナ・ペトリショルは言う。しかしこの夫婦がエホバの証人になってから,彼女の家庭生活は円満そのものだ」。

縫製の仕事をしている38歳のフロレンティーナは,「正教会では司祭による指導がなされておらず,地元の司祭は物質主義に陥っているので,正教会を離れた」ということです。同紙は,こう説明しています。「ペトリショルさんによれば,しゅうとが亡くなったとき,その家族は立派な葬式を挙げてもらうため,司祭にお金を払ったり食事を出したりしなければならず,子供たちに食物をあてがうのを後回しにしなければならなかった。『それは正しくないと思いました』と彼女は語った」。

同紙は,教会が証人たちについて誤った情報を流す活動を行なったことに関してこう述べています。「ルーマニアでは,影響力を取り戻した正教会が今年の夏,エホバの証人の大規模な集会を首都のブカレストからトランシルバニアにあるブラショフ市とクルジュ市へ移させるよう政府に働きかけるのを手伝った」。

「目ざめよ!」誌の1997年2月22日号には,教会が運動を展開して政府に影響を与え,1996年7月に予定されていたブカレストの国際大会を取り消させたことが書かれています。その雑誌を読むと,その代わりにブラショフとクルジュナポカで大会を開く取り決めが直ちに設けられたこと,また合計3万4,866人が出席したことも分かります。結果的には,事情が世界に驚くほど広く知れわたりました。エホバの証人の一代表者が述べたように,「私たちを妨害できると思ったルーマニア正教会のたくらみは,実際には良いたよりを促進させる結果となりました」。

[31ページの図版]

ブラショフの大会で歌う代表者たち

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