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エクアドル1989 エホバの証人の年鑑
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それら初期の宣教者たちが特に記憶している一つの出来事が,1949年3月に生じました。それはどんな出来事だったのでしょうか。ものみの塔協会の会長N・H・ノアとその秘書M・G・ヘンシェルが,初めてエクアドルに地帯訪問を行なったのです。キトでは,「あなたが考えているよりも時は迫っている!」と題する講演を聞くために82人の人々が集まりました。グアヤキルでも同じ講演が予定されました。ノア兄弟は新しい宣教者たちが熱心に宣伝を行なっているのを見て,「大勢の人が来なくても,あまり落胆することはありません」と言いました。何といっても,彼らはまだその地で2か月半しか働いていませんでした。しかしやがて,280人の人々が姿を見せ,ほかにも数え切れない人々がラジオでその講演を聞いたことを知って,みんなは驚きました。
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エクアドル1989 エホバの証人の年鑑
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[209ページの図版]
ものみの塔協会の3代目の会長N・H・ノア(左)と,その傍らに立つ,同じく世界本部から来たM・G・ヘンシェル。二人は1949年3月にエクアドルを訪問した。
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