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    目ざめよ! 2005 | 1月8日
    • 生まれ変わったアレクサンドリア図書館

      かつて,その図書館はたいへん有名でした。所在地だったエジプトのアレクサンドリアには,世界有数の知識人が集まりました。その図書館が存在しなくなった理由について確かなことは分かりませんが,非常に貴重な図書共々その建物が失われたことは,学術的に手痛い損失でした。しかし今,事実上その偉大な図書館が現代によみがえりました。

      アレクサンドリアで有名だったその図書館が再建されたのです。その建物は独特の形をしています。正式にはビブリオテカ・アレクサンドリーナと呼ばれる新しい図書館の本館は,傾いた巨大な太鼓を思わせます。ガラスとアルミニウムでできた屋根(1)は,サッカーのフィールドの2倍近い面積があり,北向きの多くの窓から主要な閲覧室(2)に光が差し込みます。円筒を切断したような形の広々とした建物の中に主な公共スペースがあり,その一部は海面より低い位置にあります。建物の上面は平たくてきらきら光り,7階建ての高さから緩やかに傾斜しながら深い穴に落ち込んでいます。日光が金属面に反射し,遠くからはまるで太陽が昇っているように見えます。

      中央の“太鼓”の側面はそそり立つ灰色の花崗岩でできていて,大きな弧を描いています。そこには古代と現代のアルファベットが帯状に刻まれています(3)。何列にも並べられた文字は,積み重ねられてきた知識の適切な象徴です。

      円筒の内部の大部分は,開放的な多層構造の図書閲覧室によって占められています(4)。建物の地下に作られた収納スペースには,800万冊の本が入ります。ほかにも,催事場,講堂,視覚障害者のための特別な設備(5),プラネタリウムなどがあります。プラネタリウムは独立した球形の建造物で,軌道上で静止した人工衛星を思わせます(6)。また,この図書館には,最新技術の粋を集めた施設にふさわしく,最先端のコンピューター・システムや消火設備も備わっています。

  • 生まれ変わったアレクサンドリア図書館
    目ざめよ! 2005 | 1月8日
    • 過去の栄光を取り戻す

      再建された図書館は2002年10月にオープンしました。約40万冊を所蔵しており,精巧なコンピューター・システムによって他の図書館にアクセスすることも可能です。地中海東部の文明に焦点を当てた蔵書がメインとなっています。800万冊が収蔵可能なアレクサンドリア図書館は,この古都の名声をさらに高めようとしているのです。

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