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人間の生命はいつ始まりますか目ざめよ! 1990 | 10月8日
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パリに住む世界的に有名な遺伝子学者ジェローム・ルジューン教授は同法廷で,人間にはそれぞれ受胎の瞬間に起こる独特の始まりがあり,「受胎の時から,人は人である」と証言しました。言い換えれば胎芽は,3細胞期(受精卵)に始まって,同教授が法廷に告げたように「非常に小さな人間」なのです。―下線は本誌。
受精卵は成人と同じ権利をもって扱われるべきだと言いたいわけですか,と質問されたとき,ルジューン博士はこう答えました。「そういうことを言っているのではありません。私はそのことを判断する立場にはないからです。私が言いたいのは,受精卵は人間だということです。この人間が他の人間と同じ権利を持っているかどうかは判事が告げるでしょう。
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人間の生命はいつ始まりますか目ざめよ! 1990 | 10月8日
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成長する生命は受胎の瞬間から,まるで1冊の本,それも非常に大きな本に詳述された指示に従っているかのように,ある型を正確に守ってゆきます。ルジューン博士はこう言います。「受精卵の中にある情報を仮に判読してコンピューターに入力したとすると,コンピューターは次に起こる事柄を予測するようになるだろう。この情報はあまりにも膨大なので人知では測り知れない」。
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