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  • エホバは「秘密を明らかにされる方」
    ものみの塔 2012 | 6月15日
    • 4. 女の胤を構成するのはだれですか。どんなことを行ないますか。

      4 エデンでの反逆のすぐ後,エホバは「女」が「胤」を生み出すことを約束されました。a (創世記 3:15を読む。)この胤は最終的に蛇つまりサタンの頭を砕きます。またエホバは,胤がアブラハムを通して来ること,そしてイスラエル国民に属し,ユダの部族の一人となること,さらにはダビデ王の子孫となることも啓示されました。(創 22:15-18; 49:10。詩 89:3,4。ルカ 1:30-33)女の胤の主要な部分となったのが,キリスト・イエスです。(ガラ 3:16)胤の副次的な部分は,クリスチャン会衆の,霊によって油そそがれた成員によって構成されます。(ガラ 3:26-29)イエスとそれら油そそがれた者たちは一つに結ばれ,神がサタンを砕く手段である神の王国を形成します。―ルカ 12:32。ロマ 16:20。

      5,6. (イ)ダニエルとヨハネは,それぞれ幾つの強力な政府のことを明らかにしていますか。(ロ)「啓示」の書の野獣の頭は,何を表わしていますか。

      5 エデンで語られた最初の預言は,サタンが「胤」を生み出すことも述べています。そのサタンの胤は,女の胤に対する敵意つまり憎しみを表わします。では,蛇の胤となるのはどんな者たちでしょうか。サタンのように神への憎しみを抱き,神の民に反対する者たちすべてです。サタンは歴史を通じて,自分の胤を組織し,多くの王国つまり政府を作り上げてきました。(ルカ 4:5,6)

  • エホバは「秘密を明らかにされる方」
    ものみの塔 2012 | 6月15日
    • 7. 1番目の頭は何を表わしますか。なぜですか。

      7 野獣の1番目の頭はエジプトを表わします。なぜでしょうか。エジプトは神の民に敵意を示した最初の世界強国だからです。約束の女の胤はアブラハムを通して来ることになっており,アブラハムの子孫はエジプトで多くなりました。そのため,エジプトはイスラエルを虐げます。サタンは,胤が到来する前に神の民を拭い去ろうと企て,イスラエル人の男の子を皆殺しにするようファラオを扇動します。しかしエホバはその企てを阻止し,ご自分の民をエジプトでの奴隷状態から解放されます。(出 1:15-20; 14:13)その後,イスラエル人を約束の地に定住させます。

  • エホバは「秘密を明らかにされる方」
    ものみの塔 2012 | 6月15日
    • 8. 2番目の頭はどの国を表わしますか。その国は何を企てましたか。

      8 野獣の2番目の頭はアッシリアを表わします。この強大な王国も,神の民を拭い去ろうと企てます。確かにアッシリアは,エホバが十部族王国をその偶像礼拝と反逆のゆえに処罰するためにお用いになった国です。しかしアッシリアはその後,エルサレムを攻撃します。その背後には,イエスに至る王統を根絶しようとするサタンの狙いがあったのかもしれません。アッシリアによるエルサレム襲撃はエホバの目的の一環ではありませんでした。エホバはそれら襲撃者たちを滅ぼし,ご自分の忠実な民を奇跡的に救出されます。―王二 19:32-35。イザ 10:5,6,12-15。

  • エホバは「秘密を明らかにされる方」
    ものみの塔 2012 | 6月15日
    • 13 エホバは,メディア-ペルシャ帝国を用いてバビロンを覆し,イスラエル人を故国に戻すことにより,預言を成就させました。(代二 36:22,23)しかし,後にその同じ帝国によって,神の民は絶滅の危機にさらされます。聖書のエステル記には,ハマンというペルシャの首相がたくらんだ計画のことが記されています。この男は,広大な帝国内に住むユダヤ人の絶滅を謀り,その集団虐殺を行なう具体的な日付まで決めていました。しかしこの時も,神の民はエホバの介入によって,サタンの胤による憎悪から保護されました。(エス 1:1-3; 3:8,9; 8:3,9-14)

  • エホバは「秘密を明らかにされる方」
    ものみの塔 2012 | 6月15日
    • ところが,西暦前2世紀に,野獣の5番目の頭であるギリシャが神の民を攻撃します。アレクサンドロスの分割された帝国の後継者の一人アンティオコス4世が,エルサレムの神殿の敷地に異教の祭壇を置き,ユダヤ教の実践を死に値する犯罪と定めたのです。サタンの胤による何という憎しみの行為でしょう。しかしやがて,ギリシャは世界強国としての地位を奪い取られます。

  • エホバは「秘密を明らかにされる方」
    ものみの塔 2012 | 6月15日
    • 17. 6番目の頭は,創世記 3章15節の成就において,どんな大きな役割を果たしましたか。

      17 ヨハネが野獣の幻を与えられた時,ローマは支配的な強国でした。(啓 17:10)この6番目の頭は,創世記 3章15節の預言の成就において,大きな役割を果たしました。サタンがローマの当局者を用いて一撃を加えたため,女の胤は「かかと」を砕かれ,一時的な傷を負います。どういうことでしょうか。ローマ人はイエスを扇動という偽りの罪で裁判にかけ,処刑したのです。(マタ 27:26)しかしエホバがイエスを復活させたため,その傷はすぐに癒えます。

      18. (イ)エホバはどんな新しい国民を選びましたか。なぜですか。(ロ)蛇の胤は女の胤に対する憎しみを,どのように表わし続けましたか。

      18 イスラエルの宗教指導者たちはローマと共謀してイエスに敵対し,イスラエル国民の大多数もイエスを退けました。そのためエホバは,ご自分の民としての生来のイスラエルを捨てられます。(マタ 23:38。使徒 2:22,23)そして,新しい国民として「神のイスラエル」を選ばれます。(ガラ 3:26-29; 6:16)この国民は,ユダヤ人と異邦人で成る油そそがれたクリスチャンの会衆でした。(エフェ 2:11-18)蛇の胤は,イエスの死と復活の後も,女の胤に対する憎しみを表わし続けました。ローマは一度ならず,胤の副次的な部分であるクリスチャン会衆を拭い去ろうとしました。c

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