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ケニアとその近隣諸国1992 エホバの証人の年鑑
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証人たちは,自分たちが救済策を知っていると信じており,これまで加えられてきた多くの圧力が1990年以来緩和され,解決策を他の人々にも知らせることができるようになったことを喜んでいます。
例えば,エリトリア州の州都アスマラでは,エホバの証人たちを差別するのをやめるようにという通達が当局から出されました。別の例では,50人のエチオピアの兄弟たちに正式な旅行の許可が下り,兄弟たちはケニアのナイロビで開かれた地域大会に出席することができました。さらに二つの例があります。良いたよりを宣べ伝えるために,特別開拓者を再びいろいろな地域に送り出すことができるようになりました。さらに,家から家の伝道を再開した会衆もあり,その結果,大きな増加が見込まれています。
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ケニアとその近隣諸国1992 エホバの証人の年鑑
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1991年5月に,ゲリラ戦線は革命政府を権力の座から追い払い,より一層の自由を約束する憲章に署名しました。そのようにしてエリトリアは独自の政治を行ない,外部の世界からほとんど隔絶されました。こうした混乱の中,証人たちは厳正中立の立場を保ってきました。なぜなら,人類の諸問題に対する恒久的な解決策は神の王国によってのみもたらされることを知っているからです。奉仕年度の終わりまでに,エチオピアのいくつかの町で特別一日大会を自由に開くことができました。巡回大会,地域大会,大量の文書の輸入,法的登録の準備が進められました。他の多くの場所と同様に,エチオピアでも「世のありさまは[急速に]変わりつつあ(り)」,兄弟たちは最終的に大勢の人々が集められるというすばらしい見通しを持っています。―コリント第一 7:31。
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