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    2009 エホバの証人の年鑑
    • とはいえ,民族の異なる30人ほどの人がサリウの家で集まり合っていました。サリウはこう述べています。「そのころ,集会はセルビア語で開かれ,文書はベオグラードから届けられていました。ある日,警察官が数人,不意に私の家にやって来ました。ちょうど文書を運んできたベオグラードの兄弟たちと一緒に皆で交わっているところでした。警察官に,その人たちが仲間の兄弟だと話したのですが,セルビア人とアルバニア人がどうして兄弟になり得るのか,理解できなかったようです」。

  • 旧ユーゴスラビアの国々
    2009 エホバの証人の年鑑
    • エホバの思いによって形作られる

      ある姉妹はこう語っています。「セルビア人とアルバニア人の間の憎しみは根深く,それは幼少期から植え込まれたものでした。真理を学ぶようになっても,そうした感情をすぐにぬぐい去ることはできません。エホバの考えを自分のものにするために,大きな変化を遂げなければならなかった人も少なくありません。こうした憎しみゆえに,エホバは愛の神であると学んでいながら,会衆の一姉妹をセルビア人というだけで避けてしまうことがありました。しかし,研究を続けるにつれ,他の宗教の教えが人を分裂させるのに対し,エホバの言葉の真理は人を一致させる,ということが分かってきました」。確かに,神の言葉には人を変革させる力があり,それによってクリスチャンとしての新しい人格を身に着けることができます。この姉妹の場合はどうだったでしょうか。本人はこう言います。「今ではセルビア人の兄弟姉妹と共に同じ会衆で楽しく奉仕しています」。―コロ 3:7-11。ヘブ 4:12。

      宗教面で分裂したこの世界にあって,真のクリスチャンの一致は際立っています。人々が国家主義に影響されて家々を焼き払い,手りゅう弾を投げていた時に,兄弟たちはセルビアのベオグラードの大会に出るために旅行していました。それは1998年7月のことです。アルバニア人,クロアチア人,マケドニア人,ロマの兄弟たちが仲良く同じバスに乗っていました。バプテスマを受けるためにその大会に向かっていたダシュリエ・ガシはこう語ります。「バスを止めた兵士たちはあっけに取られた様子でした。民族間の緊張のただ中で,私たちは一つの民,つまりエホバの民として一致していたのです」。

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