ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 神を信じることは非科学的か
    目ざめよ! 2004 | 6月22日
    • 科学者で,創造者に対する信仰を公に言い表わす人が少なくありません。人格神や聖書を信じているわけではないかもしれませんが,自然界に明らかに見られる設計の背後には理知ある設計者がいるはずだ,と確信しているのです。

      そのような科学者たちを,単純の一言で片づけられるでしょうか。整然と調和の取れた宇宙,またその中に存在する生命は理知ある設計による,と信じる科学者たちについて,ニューヨーク・タイムズ紙(英語)に掲載された書評はこう述べています。「彼らは博士号を持ち,一流の大学で職に就いている。その人々が唱える,生物進化説<ダーウィニズム>への反論は,聖書を典拠とするのではなく,科学的な論拠に基づくのである」。

      この記事はさらに,理知ある設計を支持する人たちについて,「あえて愚かしい主張をしているのではない」と指摘し,こう続けています。「その人々が否定するのは,知性のない機械的要因が長大な時間をかけて徐々に作用したというだけの,ありふれたダーウィン主義的論法その他の“自然論的”な見解で生命のすべてを説明できる,という考え方である。生物界は理知ある設計の証拠 ― 理知ある設計者がかかわっていることをおおむね確証する証拠 ― に満ちている,と彼らは熱意をこめて語る」。a

      このような結論は,科学者たちの間で予想以上に一般的です。例えば1997年に公表された調査報告によると,米国の科学者の10人に4人は人格神を信じていました。その割合は,同様の調査が行なわれた1914年からほとんど変わっていません。

      ヨーロッパなど非宗教的ムードが浸透している国々では,その割合が低いのもうなずけます。とはいえ,英国のガーディアン紙(英語)はこう伝えています。「信仰の度合いは,物理学や地質学などのハードサイエンスに携わる人々の間で最も高く,人類学などのソフトサイエンスにおいては低い」。同紙はさらに,「英国には“科学に携わるクリスチャン”といった団体もある」と述べ,英国では「教会に通う人の比率は,理科系の学者のほうが文科系の学者よりもずっと高い」としています。

      それでも,確かに大半の科学者は創造者の概念をあざ笑っているようです。そうした軽べつ的な態度は,他の科学者に対する強い圧力となります。天文学者のアラン・サンデージは,「神を信じていることを表明するのをためらう傾向がある」と言います。なぜでしょうか。「非難(同僚からの異議や批判)があまりに厳しい」からです。

      結果として,科学は必ずしも創造者への信仰と相反するものではないという見方をあえて口にする科学者たちの声は,懐疑的な見方にかき消されてしまいます。

  • 神を信じることは非科学的か
    目ざめよ! 2004 | 6月22日
    • a “理知ある設計者”という概念を支持すると公言した著名な文化人や科学者の中には,以下の人たちがいます。カリフォルニア大学バークリー校で法学を教えるフィリップ・E・ジョンソン,「ダーウィンのブラックボックス ― 進化論に対する生化学の挑戦」(英語)という本の著者で生化学者のマイケル・J・ビヒー,数学者のウィリアム・A・デンスキー,論理学者のアルビン・プランティンガ,物理学者のジョン・ポーキンホーンとフリーマン・ダイソン,天文学者のアラン・サンデージ。ほかにも数え切れないほどいます。

  • 神を信じる科学者たち ― なぜ?
    目ざめよ! 2004 | 6月22日
    • 筋道立てて考える多くの人にとって,それは単なる偶然であるという以上の説明がどうしても必要です。ケンブリッジ大学の物理学者であったジョン・ポーキンホーンは,次のような結論に達しました。「我々が目にする宇宙が生み出されるには自然法則が信じがたいほど微妙に調整されなければならないことを理解すると,宇宙はたまたま生じたのではなく,その背後には意図があるはずだという考えがわいてくる」。

      オーストラリアの物理学者ポール・デーヴィスも同様の点を述べています。『多くの科学者が,神がいるかもしれないという概念をも,非人格的な創造の原理の存在さえも軽べつしていることに疑問の余地はない。私としては彼らの軽べつ的な態度には加わらない。私たちがこの宇宙に存在しているのは単なる運命の気まぐれであるとか,壮大な宇宙のドラマの付随的な一こまであるとかいうことは,私には信じられない』。

  • 神を信じる科学者たち ― なぜ?
    目ざめよ! 2004 | 6月22日
    • 数学者ウィリアム・A・デンスキーは,「自然界で観察できる種々の特性」の中に「理知ある設計」がはっきり認められることについて述べ,それは「理知ある原因に帰することによってのみ適切に説明できる」と書いています。分子生化学者マイケル・ビヒーは,証拠についてこう要約しています。「敬虔なカトリック教徒でありながらダーウィン説を信奉することはできるかもしれない。しかし,生化学により,思慮深い科学者でありながらダーウィン説を信奉することは次第に難しくなっている」。

  • 神を信じる科学者たち ― なぜ?
    目ざめよ! 2004 | 6月22日
    • オレゴン州立大学で博士号を取得した物理化学者ドナルド・E・チティックは,こう述べています。「化石の記録をすなおに見ると,動物は創世記が示しているとおりその種類にしたがって繁殖してきたという結論に至る。ある種類から別の種類へと変化したりはしなかった。今ある証拠は,ダーウィンの時代と同様,創世記にある直接的な創造の記述と一致している。動物も植物もその種類にしたがって繁殖し続けている。実際,古生物学(化石の研究)とダーウィン説との食い違いはあまりに大きいため,中間型は決して見つからないと確信し始めている科学者もいる」。

  • 神を信じる科学者たち ― なぜ?
    目ざめよ! 2004 | 6月22日
    • そのため,生涯にわたって実りある科学的調査や研究を行なった天文学者アラン・サンデージは,こう述べています。「私は自分自身の科学的探究によって,この世界は科学で説明できる範囲をはるかに超えた複雑なものであるという結論に至った。超自然の概念なくしては,存在のなぞを理解することはできない」。

  • どこに答えを見いだせるか
    目ざめよ! 2004 | 6月22日
    • [9ページの囲み記事/図版]

      科学者自身の述べていること

      多くの科学者がためらうことなく,創造者を信じると公言しています。神がどういう方であるかに関しては漠然とした考え方をしている人もいますが,理知ある設計者の存在を数々の証拠は示している,という点では意見の一致を見ています。以下のコメントに注目してください。

      「科学者として周囲の世界を見て,驚くほど複雑精巧な工学的仕組みを観察するにつけ,このような緻密な秩序は理知ある設計によってもたらされたに違いないという結論に導かれる」。―アンドリュー・マッキントッシュ,英国,ウェールズの数学者。

      「自然界の複雑さは,明らかに創造者の存在を示している。すべての生物学的および物理学的体系は,ひとたびそれを理解すると,そこに途方もない緻密さの見られることが分かる」。―ジョン・K・G・クレイマー,カナダの生化学者。

      「生物界の整然たる秩序はいかにも明白である。それは,私が個人的に神と呼んでいる高位の力によって定められたものだ。この点において,信仰は科学的真理に帰一する。科学と矛盾するどころか,それを補完し,宇宙に関する理解を簡明にしてくれる」。―ジャン・ドルスト,フランスの生物学者。

      「宇宙と人間の生命に理知ある始まりがなかったなどとは想像もできない。物質や種々の法則を超越した,霊的な“ぬくもり”の源がないなどとは」。―アンドレイ・ドミートリエビッチ・サハロフ,ロシアの原子物理学者。

      「どの動物にも,それぞれ特定の環境に適した独特な設計が見られる。その複雑精巧な設計は,無作為の進化の力によるものではなく,創造者によるものと考えざるを得ない」。―ボブ・ホスケン,オーストラリアの生化学者。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする