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  • 神を認めない世界で真理を擁護する
    ものみの塔 1986 | 4月1日
    • 8 ダーウィンの説はどのようなものですか。

      8 聖書に予告されていた「終わりの時」の近づいた1859年,チャールズ・ダーウィンは,「自然選択の方途による種の起源,すなわち生存闘争において有利な種族が存続されることについて」と題する本を出版しました。(ダニエル 12:4)種々の生物は創造されたのではなく,「生存闘争の結果としての自然選択」によってそれ以前の形態の生命から進化してきた,というのがダーウィンの説でした。最終的に人間は猿の一種から進化したというのです。ダーウィンはこれを,「適者生存」の問題である,としました。

      9 (イ)進化論が事実であるとしたら,イエスが教えた聖書のどんな真理は無意味なものとなりますか。(ロ)「適者生存」という仮説は人類にどのように大きな害をもたらしましたか。

      9 この説は,創造,また人間が罪に陥ったことに関する聖書の記述を真っ向から否定するものです。それは,イエスの贖いの犠牲,さらに,王国,復活,永遠の命,楽園の地などに関する聖書の教えを無意味なものとしてしまいます。加えて,進化論が真実なものであるとしたら,人間は創造者に対して何ら道徳上の責任を負わないことになるでしょう。a 「適者生存」を説くことによって,確かにこの説は,マルクス主義,ナチズム,ファシズム,その他様々なイデオロギーが定着するための下地を築きました。b 進化論の擁護者は,今日の世界に見られる,神を認めない傾向や,苦しみの多くに対して重い責任を負っているのです。―詩編 14:1-4。

      真理に反する教えの擁護者

      10 僧職者たちはダーウィンに関して,自らが真理に反する教えの擁護者であることをどのように示しましたか。

      10 ダーウィンの時代の僧職者たちは,神を辱めるダーウィンの説に抵抗したでしょうか。驚くべき点として,ケンブリッジ大学の一教授はこのように書いています。「当初,ダーウィンの説に対する反論の多くは,実際の証拠に基づいて科学者たちから寄せられ,聖書に基づく神学者たちからの反論はあまり寄せられなかった」。広い知識を持つ別の学者はさらに,「ほんのわずかの例外を除けば,イギリスとアメリカの指導的なキリスト教思想家たちは,ダーウィンの説や進化論とすぐに折り合うようになった」と述べています。1882年,ダーウィンは,英国国教会のウェストミンスター寺院主任司祭の特別の取り計らいのもとに,国王たちと並んでそこの墓地に葬られるまでになりました。―使徒 20:30; テモテ第二 4:3と比較してください。

      11 ダーウィンの唱えた無神論的な説について,僧職者はどんな見解を述べていますか。

      11 ダーウィンの唱えたこの無神論的な説は,今では,キリスト教世界の多くの僧職者により,“福音的真理”として受け入れられています。英国国教会で第二の地位にあるヨーク大主教は,生物進化という説を,十分に立証されており,「現代生物学の基盤として考え得る唯一のものである」とみなしています。最近,バチカンでのある会合の際,カトリック教会の最高の科学機関を代表する12人の学者たちは,「大多数の証拠は,進化の概念を人間その他の霊長類に当てはめる点で,何ら重大な議論を残さないものと,我々は確信する」と述べました。新カトリック百科事典はさらに,「人間の体も含め,すべてのものの進化に関する理論は,起源に関する最も蓋然性の高い科学的な説明と思われる」と述べています。しかし,それは真に科学的なものと言えるでしょうか。進化論は,信頼できる科学的な証拠によって裏づけられていますか。あなたの命そのものが,この問題の真実性を見極めることに依存しています。―ヨハネ 14:6; 16:13; 17:17。

  • 神を認めない世界で真理を擁護する
    ものみの塔 1986 | 4月1日
    • 13 (イ)進化論の擁護者は,生命の起源をどのように説明しますか。(ロ)生きた細胞が偶然に造り出されたと言うのは,なぜ愚かなことですか。

      13 進化論の擁護者は,生命の実際の起源についてどのように説明するのでしょうか。それらの人々によると,幾十億年か前,地球を覆っていた海は“有機物のスープ”のようになっていました。そこにはまだ生命は存在していませんでしたが,その後,『普通はとうてい起こりえない偶然によって,とりわけずば抜けた分子が形成された』と説明されています。奇跡的にも,この分子が増殖して他の幾つもの分子を形成し,それらが房状に集まって生きた細胞になったというのです。これ以上に空想的な事があるでしょうか。ここで述べたような説明をしている人は,自分のその本の前書きの中で,「本書はおおむね空想科学小説を読むような気持ちで読むべきものである」と書いています。そうです,小説であって,決して科学ではありません。ナショナル・ジオグラフィック誌によると,小さな細胞1個の中にあらかじめ組み込まれた指示(DNA)は,「仮にそれを書き出したとすれば,600ページの本1,000冊分にも」なります。このような生きた細胞が大昔のスープ状の液体の中で偶然ひとりでに造り出されたと言うのは,何と愚かなことなのでしょう。

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