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  • エホバに対する愛は真の崇拝を鼓舞する
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
塔92 1/1 8–17ページ

エホバに対する愛は真の崇拝を鼓舞する

『そのおきてを守り行なうこと,これがすなわち神への愛です』― ヨハネ第一 5:3。

1,2 わたしたちはどんな動機でエホバに仕えるべきですか。

日本から訪れた80人のグループが,米国カリフォルニア州にあるエホバの証人の大会ホールを見学していました。とても気持ちの良い環境の中にアオカケスやハトやハチドリのいる見事な庭園があり,訪問者たちは自分たちの偉大な創造者エホバ神をずっと身近に感じました。見学案内者は,そのグループのほとんど全員が開拓者として全時間奉仕を行なっているということにすぐ気づきました。それで,後ほどこのグループの人たちは,「日本にはどうしてそんなに大勢の開拓者がいるのですか」という,幾度も尋ねられたことのある質問を受けました。ちょっとの間沈黙があった後,一人の若い女性が,「エホバを愛しているからです」と自分から進んで答えました。

2 エホバに対する愛 ― それは,エホバへの奉仕において熱心であるよう何と強力にわたしたちを駆り立てるのでしょう。確かに,だれでも開拓奉仕を行なえるというわけではありません。実際,わたしたちの400万人以上の王国伝道者の大多数は,今のところこの特権にあずかるための都合をつけることができません。しかし,事情の許す大勢の人はその特権を得ようと努力します。他の人たちも,弟子を作る業にある程度あずかることにより愛を示し,『エホバに依り頼み,善を行なう』ことができます。(詩編 37:3,4)また,エホバの献身した崇拝者たちは皆,開拓奉仕を行なっている人たちに愛ある支えを差し伸べ,共に開拓者精神を抱くことができます。―マタイ 24:14; 28:19。

3 自称クリスチャンの大半とエホバの証人とのどんな対照的な違いに注目すべきですか。

3 自称クリスチャンの大半は,宗教は生活上の単なる添え物に過ぎないという都合の良い考え方をしていますが,それとは対照的にエホバの証人は,『王国と神の義を[いつも]第一に求める』よう彼らを動かしている,神に対する熱烈な愛を実際に示します。そのためには犠牲を払うことが必要ですが,そのような犠牲は払うだけの価値が十分にあります。(マタイ 6:33; 16:24)そのような犠牲は,モーセが最初に述べ,イエス・キリストが繰り返された大きなおきての最初のものと一致しています。「わたしたちの神エホバはただひとりのエホバであり,あなたは,心をこめ,魂をこめ,思いをこめ,力をこめてあなたの神エホバを愛さねばならない」― マルコ 12:29,30。申命記 6:4,5。

4,5 どんな人たちを忠実な人とみなすべきですか。忠実さはどのように示される場合がありますか。

4 98歳になるものみの塔協会の会長F・W・フランズは全時間奉仕に70年以上を費やしてきましたが,そのフランズにエホバの証人の世界本部職員の一人がこう言いました。「フランズ兄弟,あなたは忠実さのすばらしい模範です」。するとフランズ兄弟はこう答えました。「そうです。人はだれでも忠実でなければなりません」。この言葉は,今考慮中の事柄を要約しています。王国の活動のどんな面で奉仕していようとも,わたしたちは忠実であることができます。―コリント第一 4:2。ガラテア 3:9。

5 確かに,多くの人はエホバへの奉仕においてもっと多くのことを行ないたいと願っていますが,その中には聖書的な責任や健康上の問題によって幾らかの制限を受けている人もいるでしょう。しかし,開拓奉仕を行なえない人を,あまり忠実でない人とみなすべきではありません。非常につらい状況のもとで忠節を保ってきた人もおり,多くの場合長年にわたってそうしてきました。そうです,そのような人たちは忠実なのです。彼らはエホバに対する愛を示し,神の神権的な取り決めを心から支持して勤勉に仕えてきました。彼らは開拓者たちの活動に深い関心を抱くとともに,他のすべてに勝る生涯の仕事として開拓奉仕を目ざして努力するよう,開拓者になる可能性のある人たち ― 多くの場合自分の子供 ― を励ましてきました。―申命記 30:19,20と比較してください。

6,7 サムエル第一 30章16-25節で述べられているどんな先例が今日にも当てはまりますか。

6 今日の神の民すべての行動における愛ある一致は,サムエル第一 30章16節から25節の記述に例示されていると言えるかもしれません。アマレク人に対する戦いの際に,「ダビデは朝の暗いうちから夕方まで彼らを討ち倒し」,多くの分捕り物を手に入れました。宿営に戻ると,ダビデの兵士たちのうちの幾人かが,自分たちと共に戦いの真っただ中に進軍してゆかなかった者たちには分捕り物を何も与えないよう要求しました。しかし,ダビデはこう答えました。「だれが,この言われたことについてあなた方の言うことを聴くだろうか。戦いに下って行った者の分け前も,荷物のそばに座っていた者の分け前も同じだからだ。皆一緒に分け前にあずかるのだ」。

7 同じ原則が今日にも当てはまります。開拓者たちはわたしたちの霊的な戦いの最前線に出ています。しかし,会衆の他のすべての人たちは心からの忠節な支持を与えます。そして,1991年中の彼らの力を合わせた活動の大きな成果は,ここに掲げられている表によく示されています。

際立った報告

8 (イ)伝道者の合計と彼らがエホバへの奉仕に費やした時間に関して,全世界の報告は何を明らかにしていますか。(ロ)報告に新たに登場した国々について,あなたはどんな興味深い点に注目しますか。

8 本誌のここまでの四つのページは,エホバの熱心な崇拝者たちすべての一致した努力が1991年中の胸の躍るような世界的な拡大にどのように貢献してきたかを示しています。427万8,820人の王国伝道者というすばらしい新最高数が記録されましたが,それは6.5%の増加に当たります。これらの伝道者たちは奉仕に9億5,187万21時間(ほとんど10億時間!)をささげました。また,新たに全世界の報告に登場した国々,つまりブルガリア,カメルーン,チェコスロバキア,エチオピア,モザンビーク,ニカラグア,ルワンダ,ソビエト連邦にいるわたしたちの兄弟たちが示した立派な努力に注目してください。

9,10 (イ)開拓者たちは困難な時期という挑戦にどのように応じてきましたか。(ロ)開拓奉仕に入ることに関してどんな励ましが与えられていますか。

9 近年,開拓者精神は世界中に広がってきました。最近ようやく崇拝の自由が認められるようになった国々でさえ,開拓者の隊伍は拡大しています。経済的な状況が厳しくても,これらの雄々しい証人たちは自分の持つすべてのものをエホバへの崇拝にささげるのをためらうことはありません。(コリント第二 11:23,27と比較してください。)毎月の平均では,王国伝道者の14%が開拓奉仕を行ないました。開拓者の最高数は78万202人で,それは全伝道者の18%にあたる非常に良いものです。

10 開拓者たちが経験している喜びを見て,他の人たちも開拓奉仕を始めるよう励まされています。もしあなたがまだ開拓奉仕を行なっておられないなら,エホバに対するあなたの愛はあなたを強く動かし,イザヤ 6章8節にあるように,「ここにわたしがおります! わたしを遣わしてください」と言わせるでしょうか。または,勤勉な聖書研究をすることにより,神の言葉があなたの心にある燃えるような願いに火をつけ,そのためあなたは開拓奉仕に入る次の段階を踏まずにはいられないようになるでしょうか。試練の時期でもエホバの言葉はエレミヤを鼓舞し,そのためエレミヤはしりごみできませんでした。―エレミヤ 20:9。

人類に対する愛ある奉仕

11 家庭聖書研究の活動はどのように勢いを増してきましたか。

11 年の報告の際立った特徴の一つは,無償の家庭聖書研究の数の増加です。394万7,261件の家庭聖書研究が世界中で毎月定期的に司会されました。家庭聖書研究は,エホバの証人たちが家から家の業で探し出した関心を持つ人を引き続き援助してゆくのに用いる愛ある取り決めです。あらゆる国籍やあらゆる人種的な背景を持つ人々との聖書研究を司会し,使徒パウロが示したのと同じ熱心さをもって働くことはわたしたちにとって喜びです。パウロが『ユダヤ人にもギリシャ人にも徹底的に証しをする』ためには,多くの時間をかけて真理を教えることが必要だったに違いありません。(使徒 20:20,21)それは今日でも同様です。エホバの証人は,「あらゆる人が救われて,真理の正確な知識に至る」のを援助しています。―テモテ第一 2:4。

12-14 ヨーロッパからどんな喜ばしい報告が寄せられていますか。

12 東ヨーロッパで聖書研究の活動が増大しているという報告には本当に胸が躍ります。何十年もの間,東ヨーロッパの兄弟たちは少人数のグループで集まらなければなりませんでした。もしかすると,グループの全員のために,読み古した古い号の謄写版刷りの「ものみの塔」誌が1冊しかなかったかもしれません。しかし今では,それらの国に大量の聖書と聖書文書が洪水のように流れ込んでいます。このことはジェームズ王欽定訳のソロモンの歌 2章4節にある次の歌を思い起こさせます。「彼[キリスト・イエス]われを[霊的な]宴の家に携えたまえり。そのわが上に翻る旗は愛なりき」。多くの人が個人用の雑誌を持ち,「真理の言葉を正しく」扱うために十分整えられつつあります。―テモテ第二 2:15。

13 ロシア共和国のサンクトペテルブルクにある103人の伝道者から成る会衆は,最近300件以上の家庭聖書研究を報告しました。このような聖書研究の努力の結果として,わずか8か月のうちに53人の新しい証人たちがバプテスマを受けました。会衆の半数以上が8か月足らずのうちに真理に入ったのです。しかも,その会衆には長老は一人もおらず,会衆の霊的な進歩を世話する奉仕の僕が一人いるだけです。

14 エストニアのある伝道者は聖書研究生から,友達を幾人か研究に招いてもよいかと尋ねられました。翌週その証人が家へ行くと,何と50人以上の人が集まっていました。当然ながら,それら関心のある人たちすべてを引き続き世話してゆくために特別な取り決めが必要でした。

15 記念式の出席とバプテスマについて何と言うことができますか。

15 研究中の大勢の人たちは,イエスの死の記念式に出席することによりクリスチャンの交わりを初めて味わいます。昨年,この喜ばしい行事の出席者が初めて1,000万人を超え,世界中の6万6,207の会衆で1,065万158人が集まりました。中南米やアフリカや東ヨーロッパの多くの国では,出席者数が王国伝道者の数の3倍から4倍になりました。さて,わたしたちは今年の4月17日金曜日に催される記念式の準備に取りかからなければなりません。記念式に出席する大勢の新しい聖書研究生たちがバプテスマを目ざして引き続き進歩してゆくものと期待されます。バプテスマについて言えば,1991年には再び30万人以上の人々が,水の浸礼によりエホバ神に対する自らの献身を表わしました。

神の自由を愛する人々

16 「自由を愛する人々」地域大会から胸の躍るようなどんな報告が寄せられていますか。

16 1991奉仕年度の注目すべき特徴の一つとなったのは一連の「自由を愛する人々」地域大会です。この地域大会は北半球ではすでに終了し,南半球では1992年にかけて引き続き行なわれています。初めてのこととして,東ヨーロッパの幾つもの国で大会の全プログラムが提供されました。それらの国々では,わたしたちの兄弟たちが新たに見いだした自由をエホバを賛美するために用い,歓んでいます。1991年10月の時点で,報告されている54か国における最初の705の大会の出席者合計数は477万4,937人でした。

17,18 (イ)エホバの崇拝者たちはどんな自由を享受し,また心待ちにしていますか。(ロ)神の自由は世の自由とどのように異なっていますか。

17 イエスはご自分の弟子たちに,「真理はあなた方を自由にするでしょう」と言われました。(ヨハネ 8:32)今日,聖書の真理は何百万もの人々をキリスト教世界の教義から自由にしてきました。それら何百万もの人々は,人類が「腐朽への奴隷状態から自由にされ,神の子供の栄光ある自由を持つ」ことはイエスの贖いの犠牲というエホバの備えによって可能になるということを学んできました。(ローマ 8:19-22)それは何と壮大な自由なのでしょう。エホバが愛をもって定められたふさわしい範囲の中にある,楽園となった地球で永遠に生きるのです。―イザヤ 25:6-8。使徒 17:24-26と比較してください。

18 エホバの証人が現在享受し,神の新しい事物の体制でさらに豊かに享受することを期待している様々な自由は,わたしたちの神エホバからのものです。(コリント第二 3:17)そのような自由はどんな政治運動にも革命運動にも依存していません。(ヤコブ 1:17)この点で誤解を避けるため,東ヨーロッパの幾つかの国々でエホバの証人が身に着けた1991年の大会バッジには,単に「自由を愛する人々」と書く代わりに,「神の自由を愛する人々」と書かれていました。

エホバに対する熱烈な愛

19 祈りによるエホバとの親密さはどのようにわたしたちを支えることができますか。

19 エホバに対する愛と信頼ゆえに,わたしたちは祈りのうちにエホバのそばにとどまります。兄弟たちが数多くの苦難や迫害を忍耐するための助けとなってきたのは,このエホバとの親密さなのです。(詩編 25:14,15)イエスは最大の試練の時に祈りを通してみ父との親密さを保たれました。(ルカ 22:39-46)そのような祈りによるエホバとの親密さは,殉教の苦しみの間ずっとステファノを支えました。ステファノは,今にも石打ちにされて殺されようとした時に天を見つめ,「ご覧なさい,天が開けて,人の子[イエス]が神の右に立っているのが見えます」と言いました。―使徒 7:56。

20-22 ある経験は神が祈りを聞き届けられることをどのように例示していますか。

20 エホバの崇拝者たちがしばしば経験してきたように,エホバはご意志に調和した祈りを聞き届けられます。例えば,証人たちの業が禁止されているアフリカのある国で,一人の特別開拓者が,配達する王国文書と封筒の入った大きな袋を持ち,バスに乗って北に向かって旅をしていました。バスの乗務員はその兄弟に,「その袋の中身は何ですか」と尋ねました。兄弟は最初に思いついたものを口にし,「郵便物です」と言いました。

21 旅の途中,定められた検問所をバスがスピードを落とさずに通り抜けたため,交通警察はバスが密輸品を運んでいるのではないかと疑い,追跡してバスを停車させました。警官たちは乗客すべてにバスから降りるよう命じ,荷物をすべて検査すると言いました。大変なことになりました。兄弟は,ぶつぶつ文句を言っている人々の群れから少し離れたところに歩いて行き,ひざまずいてエホバに祈りました。兄弟が皆のところに戻ると,旅行者の荷物がそれぞれ開けられ,細心の注意を払って調べられていました。兄弟の袋が開けられることになった時,兄弟は声に出さずにエホバに助けを願い求めました。

22 「これはだれの袋だ。中身は何だ」と警官が大声で言いました。兄弟が口を開くより前に,バスの乗務員が答えてこう言いました。「__郵便局から__郵便局あての郵便物です」。「よろしい」と警官は言い,袋を取り上げて乗務員に渡し,「旅の間それを絶対安全な所に間違いなく保管しておくように」と命じました。特別開拓者はもう一度ひざまずき,祈りを聞かれる方に感謝をささげました。―詩編 65:2。箴言 15:29。

23 エホバはどんなことを実証してこられましたか。それでも,迫害が続くにまかされることもあるのはなぜですか。

23 しかし,だからといって,エホバの崇拝者たちが災難となる出来事に全く遭わないというわけではありません。聖書の時代でも今日でも特定の状況において,エホバはご自分の民を救出できることを実証してこられました。しかし,忠誠に関する論争を決着させることと一致して,神は迫害が行き着くところまで行くにまかされることもあるようです。(マタイ 26:39と比較してください。)さらに,エホバはご自分の民を事故や内紛や犯罪から機械的に保護されるわけでもありません。もっとも,聖書に基づく実際的な知恵を働かせることが重要な場合もあります。(箴言 22:3。伝道の書 9:11)それでもわたしたちは,試みとなる状況から救出されようとされまいと,もし必要なら復活という手段によっても忠実さが報われることを確信できます。―マタイ 10:21,22; 24:13。

24 エホバは愛あるどんな賜物を与えてこられましたか。わたしたちは神の愛にどのようにこたえ応じることができますか。

24 エホバの愛ある賜物は本当に驚くべきものです。人類に対する神の賜物,すなわちこの地球とその上にあるあらゆるものは,神の愛の顕著な表明です。(詩編 104:1,13-16; 115:16)さらに,罪と死から人類を贖うための,み子イエス・キリストという神の同情心に富む賜物は,これまでの何にもまして愛ある賜物です。「わたしたちの場合,これによって神の愛が明らかにされました。すなわち,神はご自分の独り子を世に遣わし,彼によってわたしたちが命を得られるようにしてくださったからです。愛はこの点,わたしたちが神を愛してきたというよりは,神がわたしたちを愛し,ご自分のみ子をわたしたちの罪のためのなだめの犠牲として遣わしてくださった,ということです」。(ヨハネ第一 4:9,10)わたしたちはこのような愛にこたえ応じ,「死も,生も,み使いも,政府も,今あるものも,来たるべきものも,力も,高さも,深さも,またほかのどんな創造物も,わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛からわたしたちを引き離しえないこと」を確信したいものです。―ローマ 8:38,39。

この記事の復習

□ 忠実であるとはどういう意味ですか

□ どんな活動分野でエホバに対する愛を表わすことができますか

□ あなたは奉仕年度の報告のどんな際立った点に最も興味を引かれましたか

□ エホバの愛ある賜物に対する感謝をどのように示すことができますか

[15ページの囲み記事]

どうしてそんなに開拓者が多いのか

日本人は2,600年にわたって天皇を熱烈に崇拝していたと言われています。この20世紀に行なわれた戦争だけでも,300万人以上の戦闘員が命を犠牲にしました。神なる天皇のために死ぬことを無上の名誉と考えていたからです。しかし,仏教と神道が結びついた軍国主義は第二次世界大戦で敗北を喫し,その後天皇は神性を否定しました。では,この宗教的な空白をどのようにして埋めることができたでしょうか。幸いなことに大勢の人々が,エホバの証人の宣教者や,後には日本人のエホバの証人の司会による家庭聖書研究を通してまことの神エホバを見いだし,その神に命をささげるよう援助されました。それら日本のエホバの証人はこの献身を非常に重要なものとみなしています。以前ならば,神なる天皇のために自分の命を犠牲にしたであろう人たちですから,まして,生ける神また宇宙の創造者であられる主権者なる主エホバを崇拝する今は,開拓者としてはるかに強い熱意をこめて自分のエネルギーをささげるのです。

[10-13ページの図表]

全世界のエホバの証人の1991奉仕年度の報告

(製本した雑誌を参照)

[16ページの図版]

神の自由を愛する人々 ― 1991年8月9日から11日にかけて,プラハの大会に集まったエホバの崇拝者たち

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