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全世界の報告2007 エホバの証人の年鑑
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タヒチ
タヒチから600㌔離れた海の上に,マケモという小さな環礁がぽつんと浮かんでおり,人口はわずか720人です。ラバヘレという名の女性が,タヒチの親戚の家に滞在している時に真理に接し,マケモに帰ってから聖書研究を始めました。最初は郵便で,次にはファックスで,その後,電話で研究をするようになりました。そして,モルモン教会にとどまるようにと家族から圧力をかけられたにもかかわらず,エホバの規準に従うために結婚関係を合法化し,他の変化も遂げました。やがて,タヒチの会衆を訪問した時に,バプテスマを受けていない伝道者になりました。2週間おきに,その会衆の奉仕者たちから励ましの手紙を受け取っています。
2006年6月,巡回監督夫妻がラバヘレを訪問しました。監督の報告によると,ラバヘレは毎週末に家から家の伝道を行なっています。自分で区域地図を作成し,幾つもの家庭聖書研究を始め,自分の小さな店の横には雑誌を飾っています。書籍研究も司会しており,それには夫も出席しています。
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全世界の報告2007 エホバの証人の年鑑
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[63ページの図版]
マケモの店の中にいるラバヘレ
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