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過ぐる1年の際立った事柄2008 エホバの証人の年鑑
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16歳の少女ジャクリーンは,記念式の招待状を担任の女の先生に渡して,その式の大切さを説明しました。驚いたことに,先生は来られました。式はエホバの証人の大会ホールで行なわれたので,式のあとジャクリーンは先生を施設内のあちこちに案内しました。先生は,何もかも清潔で整然としていること,特に施設全体が自発奉仕者たちによって建設され維持管理されていることに感心されました。そして,記念式の話に感銘を受けたと述べ,「聖書研究ができるって言われていたけど,どうすればいいのかしら」と尋ねました。ジャクリーンは喜びにあふれ,「わたしに言ってくださればいいんです」と言いました。こうして毎週月曜日の放課後,先生と聖書研究を行なうようになりました。
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過ぐる1年の際立った事柄2008 エホバの証人の年鑑
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イタリア
パトリツィア姉妹は聖書研究生のガブリエラに記念式の招待状を渡して,出席することの大切さを説明しました。ガブリエラの5歳の息子マッティアは,その会話を注意深く聴いていて,招待状を学校の先生にも上げたいので1枚欲しいと言いました。翌日,マッティアは担任の女の先生に招待状を渡して,記念式がどれほど大切かを説明し,ぜひ来てほしいと言いました。数日後,保護者会が開かれた時,先生はガブリエラに,マッティアがあれほど熱心に勧めるのだからわたしも記念式に行ってみようと思う,と言いました。そして,ガブリエラとマッティアに伴って記念式に出席しました。先生は,注意深く話を聴き,どの子も皆とても行儀が良いことに感心しました。そのあとで,記念式がマッティアの言ったとおり大切なものである理由がよく分かった,と言いました。後ほど,マッティアは先生の息子さんのために「わたしの聖書物語の本」を1冊プレゼントし,ガブリエラとパトリツィアは先生とさらに話し合う約束をすることができました。
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