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霊的価値観 ― 今後どうなるかものみの塔 2003 | 4月15日
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日曜日のミサに毎週出席するフランスのカトリック教徒は10%未満で,パリのカトリック教徒の場合,教会に定期的に通う人は3%ないし4%にすぎません。
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霊的価値観 ― 今後どうなるかものみの塔 2003 | 4月15日
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フランスの司祭の数は100年足らずの間に大幅な減少を見せ,人口1万人に対して14人だったのが,現在では1人未満になっています。ヨーロッパ全体で司祭の平均年齢が上がっており,司祭不足はアイルランドやベルギーのような国でも問題になっています。その上,教理問答のクラスに入る子どもが減少しており,カトリック教会の再生を確実に実現させる同教会の能力について,深刻な疑問が生じています。
宗教に関して言えば,確信は過去のものとなったかに見えます。フランス人の中で,「真理は一つの宗教にのみ見いだせる」と信じる人は,6%しかいません。ちなみに,そう考える人の割合は1981年には15%,1952年には50%でした。宗教に対する無関心が広がっています。無宗教を唱える人の割合は,1980年は26%でしたが,2000年には42%に増加しました。―「フランス人の価値観 ― 1980年から2000年までの動き」(フランス語)。
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