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聖書の6番目の書 ― ヨシュア記『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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それでアドニ・ツェデクと他の4人の王(ヘブロン,ヤルムト,ラキシュ,エグロンの都市王国の王たち)は軍を組織して,ギベオンに対して戦います。ギベオン人に対する自分の契約を尊重したヨシュアは,彼らを助けるために夜通し行進し,5人の王たちの軍を敗走させます。エホバは再度戦いに介入され,超人間的な力としるしを用いて壊滅的な結果がもたらされます。大きな雹が天から降って,この雹がイスラエル軍の剣よりも多くの敵を殺します。次いで,不思議の中の不思議が起こります。「太陽は天の中ほどにとどまり,まる一日ほどのあいだ急いで沈むことはなかった」のです。(10:13)これによって掃討作戦を完遂することができました。
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聖書の6番目の書 ― ヨシュア記『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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23 ヨシュア記の中には何を力強く思い起こさせるものが含まれていますか。
23 ヨシュア 10章10節から14節に記録される異常な超自然の出来事,すなわち太陽が静止し,月がとどまったこと,その他エホバがご自分の民のために行なわれた数多くの奇跡は,神に敵対する邪悪な者すべてを最終的に絶滅に至らせるエホバの能力と目的を力強く思い起こさせるものとなります。ヨシュアの時代にもダビデの時代にも戦いの場となったギベオンは,イザヤによって,エホバがこの絶滅のために激こうして立ち上がられることと結び付けられています。「それはご自分の行ない ― その行ないは不思議なもの ― をするため,ご自分の業 ― その業は異常なもの ― を行なうためである」― イザヤ 28:21,22。
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