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『わたしたちは,わたしたちの神エホバに仕えます』ものみの塔 1986 | 12月15日
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9 (イ)次にどんな危機的な事態が生じますか。(ロ)ヨシュアはどのようにこたえ応じましたか。どんな保証が与えられましたか。
9 エルサレムの王アドニ・ツェデクは,ギベオン人がイスラエルと和平を結んだことを聞き,「非常な恐れを抱くようになった。ギベオンは大きな都市で,王都の一つのようであったし,……そこの男たちはみな力ある者たちであったからである」。この王は他の四人の王と結託し,ギベオンを攻囲しました。直ちにギベオン人は,「早く上って来て,どうかわたしたちを救い,わたしたちを助けてください」とヨシュアに訴えました。ヨシュアはすぐさまそれにこたえました。エホバもヨシュアを激励し,「彼らを恐れてはいけない。わたしは彼らをあなたの手に与えたからである。そのひとりといえあなたに立ち向かうことはない」と言われました。ヨシュアと配下の勇敢で強力な男子は,不意打ちをかけて敵を完敗させるため,「夜を徹して」行軍しました。―ヨシュア 10:1-9。
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『わたしたちは,わたしたちの神エホバに仕えます』ものみの塔 1986 | 12月15日
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12 エホバは,ギベオン人を守りイスラエルのために戦って,どんな奇跡を行なわれますか。(ハバクク 3:1,2,11,12と比較してください。)
12 では,さあ,ギベオンを見てください。エホバはその敵の軍勢を混乱に陥れておられます。イスラエルは彼らを強力な殺りくをもって追跡しています。さらに,天から何が投下されるのが見えますか。大きな氷の塊です! この巨大な雹によって殺された人は,イスラエルの戦士によって殺された人より多いのです。さあ,聴いてください。ヨシュアがエホバに話しています。「イスラエルの目の前」で何と言っているのですか。「太陽よ,ギベオンの上に静止せよ。月よ,アヤロンの低原にとどまれ」と言っているのです。畏怖の念を起こさせるもう一つの奇跡です! 太陽は神の復しゅうが完全に成し遂げられるまで,「まる一日ほどのあいだ」戦場を明るく照らします。エホバがどのようにしてこの奇跡を行なわれたかについて議論するのはわたしたちの分ではありません。それは,エホバが創造の四「日」目にどのように二つの大きな「光体」を『造られた』かについて,わたしたちが疑問を差しはさむことがないのと同じです。(創世記 1:16-19。詩編 135:5,6)記述は明確です。「エホバが人の声を聴き入れてそのようになった日は,その前にも後にも一度もない。エホバは自らイスラエルのために戦っておられたのである」― ヨシュア 10:10-14。
13 ヨシュアはさらに,配下の司令官をどのように励ましますか。最終的にはどんな結果になりますか。
13 5人の王を殺すことによって敗残兵の掃討は頂点に達しますが,その際ヨシュアは配下の司令官たちに,「恐れたり,おびえたりしてはいけない。勇気を持ち,強くあれ。あなた方が戦っているすべての敵に対してエホバはこのように行なわれるからである」と言います。カナンの7人の王に関してはすでにその通りになっており,完全数である24の他の王国が覆される時にも,やはりその通りになるのです。
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