ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • ホルモン ― 体内の驚くべきメッセンジャー
    目ざめよ! 1992 | 4月22日
    • 脳下垂体 ― 内分泌腺の支配者

      内分泌系を監督しているのは脳下垂体です。脳下垂体は小さな,赤みを帯びた灰色の器官で,細長い茎のようなものによって脳につながっており,鼻のすぐ上の奥にある骨のくぼみに納まっています。

      脳下垂体はあまり見栄えがしません。大きさはエンドウマメほどしかなく,重さはわずか0.6㌘ほどです。ところが,小さいにもかかわらず,非常に重い責任を担っています。脳下垂体は内分泌腺の支配者と呼ばれており,内分泌楽団の指揮者です。まるで多くの部や課との情報のやりとりに慌ただしい事務所で働く会社の経営幹部のようです。

      脳下垂体は他の内分泌腺に仕事を委託することもあります。例えば,脳下垂体はホルモンのメッセージを血液中に送り出し,甲状腺が他の3種類のホルモンを作って分泌するよう命令します。これらのホルモンは代謝や体温や骨の状態を制御します。同じように,脳下垂体は性腺に思春期の身体的な変化を生じさせるホルモンを生産させます。また内分泌腺の支配者は副腎に指示を出して,血圧や塩類のバランスを制御するホルモンを作らせることもできます。

      もっとも,ときには脳下垂体が直接問題を扱い,骨や筋肉の成長に影響を与えるホルモンのメッセージを送ります。これらのホルモンによってわたしたちの身長も決められます。

      さらに,脳下垂体は出産の際に大きな役割を果たします。分娩を助けるためにオキシトシンという子宮の収縮を刺激するホルモンを送ります。赤ちゃんの頭が産道に達すると,脳は脳下垂体にメッセージを送ってオキシトシンをさらに供給させ出産の最後の段階を手助けします。出産の初めから,脳下垂体からの種々のホルモンは母親の乳房で母乳が作られるよう刺激しています。赤ちゃんが生まれた時には,母親は母乳を与える準備が整っています。

      内分泌腺の支配者の支配者

      脳下垂体は他の腺の監督ですが,脳下垂体にも監督がいます。それは視床下部です。

  • ホルモン ― 体内の驚くべきメッセンジャー
    目ざめよ! 1992 | 4月22日
    • 視床下部が脳下垂体にホルモンのメッセージを送ります。脳下垂体は首のところにある副甲状腺に独自の指令を送ります。

  • ホルモン ― 体内の驚くべきメッセンジャー
    目ざめよ! 1992 | 4月22日
    • 視床下部が,社長である脳下垂体にメッセージを送ります。それを受けて脳下垂体は甲状腺に指令を発します。

  • ホルモン ― 体内の驚くべきメッセンジャー
    目ざめよ! 1992 | 4月22日
    • 脳下垂体

      エンドウマメほどの大きさのこの器官は,細長い茎のようなものによって脳につながっていて,鼻のすぐ上の奥に位置しています。脳下垂体は他の腺を監督し,甲状腺,副腎,性腺,さらには内分泌の機能を持つ他の腺へも化学的なメッセージを送り出します。背の高さを左右するのは主に脳下垂体であり,骨や筋肉の成長にも影響を及ぼします。脳下垂体は授乳している母親の乳房が刺激されて母乳が分泌されるように促します。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする