読者の声
思春期 「若い人は尋ねる…自分の体には何が起きているのだろう」という記事は,私たち家族が何よりも必要としていた記事でした。(1990年1月22日号)娘は体の変化を経験していますが,そのことについて私は娘に説明しにくく感じていました。でも,この記事のおかげで,気楽に娘と一緒に座って共に記事を読むことができました。それがきっかけとなって,娘は自分が気にしていた事柄を包み隠さずに話してくれました。母親としての務めを果たしやすくしてくださり,ありがとうございます。
J・K 米国
ポーランド大会 私は家族と共にこの[エホバの証人の]地域大会に出席する特権をいただきました。(1989年12月22日号)ソ連やチェコスロバキアの兄弟たちと自由に交わることができて胸の躍る思いでした。それら多くの兄弟たちは個人的に多大の犠牲を払って出席しておられたのです。ロシアの兄弟と米国の兄弟が抱き合うのを見たとき,神の霊が今日どこに働いているかは,何も言わなくても明らかだと思いました。
I・L ドイツ連邦共和国
科学上の不正行為 科学上の不正行為に関する記事(1990年1月22日号)は,あらゆる分野の科学者に対する中傷のように思えます。化学者である私も不正行為には気づいていますし,それをよしとするものではありません。しかしこの記事の述べる痛烈な非難は,ある程度貴誌にも当てはまるのではないでしょうか。最初の記事には独自の文章が全く含まれておらず(これは剽窃ではありませんか。),“選択した”見出しが寄せ集められていました。二番目の記事には,不正を行なわない圧倒的多数の科学者については一言も述べられていません。これは宣伝だと言えないでしょうか。この種の記事は,貴誌の信用を落とします。
W・M 米国
率直なご意見に感謝いたします。その記事は科学者全般の信用を落とすことを意図したものではありません。記事の冒頭には,「甚だしい不正行為はまれかもしれません」と述べられています。また,圧倒的多数の科学者が正直であるということについても同意しています。しかし,少数の不正直な人々の引き起こしている害が表面には出ていなくても広範に及んでいるため,科学上の不正を痛烈な言葉で非難することも妥当と思われました。さらに本誌は,進化論を事実のように述べることを,科学界の大半の人々が関係している最もひどい不正行為の一つと考えています。いずれにせよ,引用された見出し付きの記事はどれも出所が明示されており,剽窃ではありません。引用文は信頼できる筋からのもので,科学上の不正行為がどれほど大きな問題になっているかを示しています。―編集者。
緑内障 私の夫は緑内障に関する記事(1988年5月8日号)を読んだあと,目の検査をしてもらいましたが,夫の症状は緑内障ではなく,はるかに重い病気であることが分かりました。あの記事を読んだおかげで,将来の計画を立てることができ,間近に迫った夫の退職に備えて対策を講じることもできました。
E・D 米国
海草 海草についての記事をありがとうございました。(1990年1月22日号)この記事を読むまで「ぬるぬるした邪魔もの」という不当な呼び方をされている海草にこれほど利用価値があるとは思ってもみませんでした。今ではよく理解できます。この情報をほかの人々にも知らせています。
G・S フランス
嫁と姑 嫁と姑の問題についての記事を本当にありがとうございました。(1990年2月22日号)夫と私は1年間ほど姑と同居しましたが,毎日のちょっとしたいざこざから家の中はとても緊張した雰囲気になりました。夫婦だけで暮らすようになってからは楽になり,次第に姑からのアドバイスもありがたく思えるようになりました。それでも,すぐに指図しようとする姑にはやはりいら立ちを覚えることがあります。この記事には理解と深い洞察が実によく表われています。このすばらしい助言の益を,夫,妻,姑などの立場にある多くの方々がお受けになるよう希望します。
A・T・G オランダ