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栄光聖書に対する洞察,第1巻
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聖書はエホバ神に関連した栄光についてしばしば述べています。そのような使用例における意味について,G・キッテルの編集した新約聖書神学辞典は次のように説明しています。「人に関連して[カーヴォードが]物質の所有物の観点からであろうと,人目を引く[威厳あるいは重要さ]の観点からであろうと,人を印象的な存在とならせてその人を認めざるを得なくするものを意味するとすれば,その語は神に関連して,人の前に神を印象的な存在にならせるものを意味する」。(G・ブロミリ訳,1971年,第2巻,238ページ)それで,栄光とは,神の全能の力を示す印象的な証拠のことを言っているのでしょう。例えば,目に見える天体は「神の栄光を告げ知らせ」ます。(詩 19:1)シナイ山上で,「エホバの栄光」は「むさぼり食う火」のような,恐れを抱かせる顕現によって示されました。―出 24:16-18。出 16:7,10; 40:34と比較。
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