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忠誠聖書に対する洞察,第2巻
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忠誠を保つには,順調な状態や環境の下にある時だけでなく,どんな状態にあろうと,どんな時であろうと,妥協せずに神に忠節を示すことと,義に固く付き従うことが求められます。詩編作者は,「その心に真実を語る」忠誠を保つ人だけがエホバに受け入れられることを強調した後,『自分にとって悪いことを誓いましたが,それでも変えない』ような人,つまり真剣な気持ちで同意した事柄が結果的に自分個人の利益に反するように思えたとしても,自分の同意した事柄をなおも守る人について述べています。(詩 15:1-5。ロマ 1:31; テモ一 1:10と対比。)ですから忠誠は,人の専心が試みられ,義の歩みを捨てるよう圧力を受ける時に最も明らかになります。
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忠誠聖書に対する洞察,第2巻
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反対に直面しても,神から与えられた任務をねばり強く行なうことや,敬虔な専心の道に固く従うゆえに経験する窮乏や迫害や苦しみを耐え忍ぶことも,パウロや他のクリスチャンたちが忠誠を保つ人々であることの印となりました。―使徒 5:27-41; コリ二 11:23-27。
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