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    2009 エホバの証人の年鑑
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      レストンは,聖書研究を単刀直入に勧める方法を用いたことがありませんでした。試してみようと思い,最初の家のドアをノックする前に,積極的になれるよう助けてくださいとエホバに短く祈りました。そして,単刀直入に勧めたところ,アンディーという家の人はすぐに研究に応じました。レストンは,その日のうちに「聖書は実際に何を教えていますか」の本を渡そうと思いました。アンディーの家に戻るためにバスに乗ると,運転手は,いつもレストンが「ものみの塔」と「目ざめよ!」を届けている人でした。さっきアンディーの所でうまくいったので,バスが終点に着いたらこの人にも聖書研究を勧めよう,と思いました。

      車内で年配の女性が,レストンがエホバの証人であることに気づき,病気の友人を訪問して祈ってやってほしい,と頼みました。レストンは,喜んでお訪ねして聖書からの慰めをお伝えしたいと答え,1冊だけ持っていた『聖書の教え』の本を使って聖書研究がいかに有益かを説明しました。すると女性は自分も研究したいと言いました。向かいの席の若い男性が二人の話を聞いていて本の挿絵に興味を示したので,レストンはその人に本を上げました。そして,バスが終点に着いてから運転手に聖書研究を勧めました。うれしいことにその人は,ぜひお願いしたい,聖書について知りたいことがたくさんある,と言いました。レストンは急いで近くの兄弟の家に行って『聖書の教え』の本をもらい,夜になってようやくアンディーの家に着きました。アンディーは喜んで本を受け取り,聖書研究を始め,学んだ事をすぐに当てはめるようになりました。アンディーもバスの運転手も集会に出席しています。レストンは聖書研究を15件司会しています。どれも単刀直入な方法で始めたものです。レストンは今では,証言には必ず『聖書の教え』の本を数冊持っていくようにしています。

      フランソワと妻のモニカは,午前中の野外奉仕を終え,子ども二人と一緒に車に戻りました。でも,2歳半の娘シャエは,最後の1枚のパンフレットをどうしてもだれかに渡したいと言って,車に乗りたがりません。ちょうど,道の向こう側に車が止まり,女性が二人降りてきました。シャエは「平和な新しい世での生活」のパンフレットをうれしそうに渡し,モニカが内容を説明しました。シエラというその女性は関心を示し,十代の妹二人と研究をしてもらうためにモニカを家に招きました。最初の研究でシエラは,息子二人とも研究してもらえないかと言いました。やがて,シエラの甥も研究するようになりました。シエラはどの研究にも参加して沢山の質問をし,ついには自分も研究することにしました。その後,シエラの夫も,シエラの母も,家族や友人たちも研究を申し込みました。最後の1枚を渡そうというシャエの決意が,11件もの聖書研究につながったのです。研究生のうち4人は定期的に集会に出席しています。

  • 全地で宣べ伝えて教える
    2009 エホバの証人の年鑑
    • [57ページの図版]

      アンディーと研究しているレストン

      [58ページの図版]

      シャエ

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