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聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 「ナアマン」

ナアマン

(Naaman)[「快い」を意味する語根に由来]

1. ベニヤミンの長子ベラを通してベニヤミンの孫となった人。(代一 8:1-4,7)ナアマン自身は,ベニヤミンの部族のナアマン人という家族の始祖となったので(民 26:40),他の箇所ではベニヤミンの「子」の一人として記載されています。―創 46:21。

2. 西暦前10世紀の,イスラエルのエホラムとシリアのベン・ハダド2世の治世中のシリア軍の長。ナアマンは『勇敢で,力のある大いなる人で,尊ばれており』,この人によって『エホバはシリアに救いを施されました』。(王二 5:1)シリアにこの救いをもたらすためナアマンがどのように,またなぜ用いられたかについて,聖書には詳しく述べられていません。考え得ることとしては,ナアマンの率いるシリアの軍勢はシリアを侵略しようとするアッシリアの王シャルマネセル3世に首尾よく抵抗したのかもしれません。シリアは自由の立場を保つことによりイスラエルとアッシリアの間の緩衝国となったので,このことは北王国の民が流刑の身となるのをエホバがお許しになる予定の時まで,西方でのアッシリアの侵略攻撃の速度を落とすのに役立ったのかもしれません。

らい病をいやされる ナアマンはらい病人でした。シリア人の間では,イスラエルにおいてエホバの律法により求められていたようならい病人の隔離は要求されていませんでしたが,それでも,どうすればこの忌まわしい病気をいやしてもらえるかが分かるなら,それは確かに吉報と言えました。そのような知らせが,ナアマンの妻の使っているイスラエル人の奴隷の少女を通して彼に伝えられました。その少女はサマリアにいる預言者なららい病をいやせると言うのでした。ナアマンはベン・ハダド2世からの紹介状を持って,直ちにサマリアに向けて出発しました。しかし,イスラエルのエホラム王はナアマンを冷ややかに疑いの目で迎え,エリシャのところに行かせました。エリシャは自分ではナアマンに会わず,代わりに自分の僕を遣わして,ヨルダン川で7回水浴するようにとナアマンに言いました。ナアマンは誇りを傷つけられ,無礼にもあちらこちらへと走らされて何の効果もなかったと感じたとみえ,激怒して去って行きました。もしナアマンの従者が彼を説得して,その指図が道理にかなっていることを指摘しなかったとしたら,彼はらい病人のまま自分の国に戻っていたことでしょう。結局のところ,ナアマンはヨルダン川で7回水浴し,奇跡的に清められ,エリシャが用いられていやした唯一のらい病人となりました。―王二 5:1-14; ルカ 4:27。

エホバの崇拝者となる 今や感謝の念と謙遜な気持ちに満たされた,このシリア軍の長は,エリシャの所へ50㌔ほどと思われる距離を戻って来て,非常に寛大な贈り物をしようとしますが,預言者はそれをあくまでも受け取ろうとしませんでした。そこで,ナアマンはイスラエルの土の上でエホバに犠牲をささげられるようにイスラエルの土を「一対のらばの荷ほど」持ち帰らせてほしいと頼み,今後ほかの神を崇拝しないと誓いました。ナアマンは土の祭壇の上でエホバに犠牲をささげようと考えていたものと思われます。―王二 5:15-17。出 20:24,25と比較。

次にナアマンは,公務を遂行する際に,王と共にリモン神の前で身をかがめることをエホバが許してくださるようにと求めます。王は老齢で病弱だったので,ナアマンに寄り掛かったものと思われます。そのような場合には,彼が身をかがめても,それは機械的な動作です。単に義務として王の体を支えるという目的のためであって,個人的な崇拝行為としてそうするわけではないからです。エリシャはナアマンの願いが誠実なものであることを信じて,「安心して行きなさい」と答えました。―王二 5:18,19。

その場を去ったナアマンに,エリシャの強欲な僕ゲハジが追いつきました。ゲハジは偽って,エリシャの気が変わり,結局贈り物を幾らか受けることにしたように見せかけました。ナアマンは喜んで銀や衣の贈り物を彼に与えました。しかし,ゲハジがこのように貪欲にも偽って行動し,エリシャの従者としての職務を悪用することにより,エホバの聖霊の業から利益を得ようとしたので,エホバはゲハジを罰し,定めのない時に至るまで彼とその子孫がらい病を患うようにされました。―王二 5:20-27。

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