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性に対するあなたの見方 ― それはどのような相違をもたらすか真の平和と安全 ― どのように見いだせるか
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12 (イ)神は同性愛行為をどう見ておられますか。(ロ)同性愛行為を禁じる神の律法はわたしたちをどんなものから保護しますか。
12 同性愛行為についてはどうでしょうか。すでに見たとおり,この行ないは,イエスやその弟子たちが用いた「ポルネイア」(「淫行」)という語の中に含まれています。弟子ユダは,ソドムとゴモラの人々の不自然な性行為について述べる際にこの語を用いました。(ユダ 7)そこでの同性愛行為は,大きな「苦情の叫び」を上げさせるほどの堕落を招きました。そのため神はそれらの都市とそこの住民に滅びをもたらされました。(創世記 18:20; 19:23,24)その時代と今とでは神の見方に変化があるでしょうか。いいえ,そのようなことはありません。例えば,コリント第一 6章9,10節は,「男どうしで寝る者」について述べ,そうした行ないを続けるなら神の王国を受け継ぐことはできない,としています。また,『汚れによって自分の体を辱め』,『不自然な用のために肉を』追い求める者たちに臨む結果を描写した聖書は,そうした者たちが『互いに対し,男性が男性に対して欲情を激しく燃やし,卑わいな事柄を行なって十分な返報を身に受けた。それは彼らの誤りに対して当然なものである』と述べています。(ローマ 1:24,27)そのような人々は神からの有罪の裁きのもとに置かれるだけではありません。精神的また身体的な堕落という面でも「返報」を受けるのです。例えば,今日同性愛者の間では,梅毒やエイズ,その他性行為によって伝染する病気にかかる率が目立って高くなっています。神の言葉の高い道徳規準は,わたしたちから何か良いものを奪い取るのではなく,そうした危害からわたしたちを保護するのです。
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