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目ざめよ! 1990
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保証の内容を知っておいて損はない

「満足を保証」。「代金返却を保証」。「永久保証」。「無制限保証」。これらは,広告主が消費者の購買意欲をそそるために用いる宣伝文句のほんの数例です。あなたは,このような約束から影響を受けますか。もしそうなら,用心してください。

ライン・ゴードンは,自著「消費者の手引き」の中でその理由をこう説明しています。「そういう言葉には,絶対確実な保証という響きがあるため,何かの買い物をするとき,実際にその保証の意味を調べる人はほとんどいない。後になって保証の恩恵を受けようとしたときに,保証書がないことや,あっても必要な修理や交換については触れていないことに初めて気づくのである」。書類に署名する前に保証の内容を知っておけば,後になって心配したり心を痛めたりせずにすみ,お金も節約することができます。

保証書とは何か

英語では保証書という意味で,“guarantee”という言葉がよく使われますが,実際には,“warranty”と言ったほうが正確です。ウェブスター新国際大辞典第3版によると,保証書には次のような意味があります。「製品に欠陥がないことやメーカーの信用性に関する,書面に記した保証。購入者が受け取る。一般に,メーカーがある期間責任を持って欠陥部位の修理交換を行なうことや,場合によっては定期的にアフターサービスを行なうことなどが特記される」。

保証書があると,詐欺まがいの商法や悪徳セールスマンから身を守ることができます。例えば,自動車のディーラーが,実際には事故に遭った車を,最高の状態の中古車として売ったときに,その買い手はディーラーを相手取って訴訟を起こしました。買い手には黙示保証による保護があったため,裁判官は中古車ディーラーが買い手に購入価格の倍額を払い戻すよう命じました。

保証内容を調べてください

保証内容は,製品の札やラベルに記されている場合もあれば,添付されている別の紙に印刷されている場合もあります。よく使われる用語を一部紹介しましょう。

口頭の保証は,保証書に比べ効力がずっと弱いので,販売店が正直であることが分かっていたとしても,すべての保証内容を書面にしておくのが最善です。

販売店の保証は,販売している製品の機能や品質に関して販売店が責任を負うことを約束するものです。この保証は,一般には黙示保証か明示保証のいずれかです。

黙示保証は,すべての売買契約に含まれているとされています。「あなたと法律」という本はこう述べています。黙示保証は,「販売店にその品物を売る権利があること,その品物が常識的に見て説明通りのもので,良い状態にあり,基本的に言って記載されている目的に合ったものであることを保証している」。例えばトースターであれば,パンをトーストにすることができなければなりません。消費者にとって,そうした約束は黙示のものなので,その存在に気づかない場合があります。“無保証”で売っている製品には,黙示保証もありません。

明示保証は,品物の機能と品質に関する明確な約束です。普通は書面にします。明示保証は,法的に黙示されている保証を無効にするものではありません。「消費者の権利と責任」という本はこう説明しています。「明示条件あるいは明示保証は,メーカーや販売店(いずれにしても約束をした当事者)に,その約束ないしは保証の履行義務を負わせるものである。これは法的に元々要求されている約束に取って代わるものではない。むしろ,その両方を履行すべきなのである」。

メーカーの保証は,製品の大体の品質を保証するもので,普通,ある期間内はメーカーの負担で修理を行なう旨が記されています。「あなたと法律」という本が説明しているとおり,「裁判所は,保証書に明記されていない欠陥やアフターサービスに関しては,メーカーの責任を追及しようとはしない」という点を覚えておくのはよいことです。また大抵の製品について言えば,強力な保証の対象となっているのは壊れにくい部分であることも覚えておきましょう。壊れやすい部分に関しては保証書に記載されていないのが普通です。実際にどこまでが保証範囲なのか確かめる必要があります。

無条件の保証が一番強力だと思っている人もいます。この保証は,「付帯条件がない」とされています。しかし,どんな保証にも何らかの条件があると考える人もいます。

用心してください

保証の内容を誤解することはよくあります。例えば,「永久保証」というものは,あなたが生きている限り有効だという意味ではありません。むしろ,あなたがその製品を所有している限り,その製品の寿命が来るまで有効だということです。「満足を保証」という言葉についてはどうでしょうか。これはあいまい過ぎて,正当な保証とはみなされません。

署名する前に,必ず細かい字で書いてある所を読んでください。保証書の表側に太字で書いてある事柄は,裏に細かい字で書いてある事柄によって,無効にされていたり変更されていたりする場合が少なくありません。ですから,保証の内容を知っておいて損はありません。「消費者の手引き」が注意を促しているとおりです。「太字は与え,細字は取り去る」のです。

[26ページの囲み記事]

保証の内容を調べましょう

□ 口頭の保証か,それとも書面による保証か

□ 正確に言って,何が保証されているのか

□ 保証期限はいつまでか

□ 保証しているのはだれかその評判はどうか

□ 修理代はだれが払うのか

□ 故障したときはどこに連絡するのか

□ 保証の恩恵を受けるには何らかの行動が必要か

□ 維持・管理の面で自分にはどんな責任があるか

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