では,「かつていたが,今はいない。しかし底知れぬ深みからまさに上ろうとして(いる)」,七つの頭のある,緋色の野獣のことを思い出してください。(啓示 17:8)その獣は底知れぬ深みにいる間,「今はいない」と言えました。それは機能しておらず,行動不能の状態にあり,事実上死んでいました。同様に,使徒パウロはイエスについて語り,「『だれが底知れぬ深みへ下るだろうか』と言っては,つまりキリストを死人の中から引き上げようとしてはならない」と言いました。(ローマ 10:7)イエスはその底知れぬ深みの中にいた間,死んでおられました。