手を置くこと 単に何かを扱う以外にも,人や物の上に手を置くことが様々な目的で行なわれました。しかし,その行為には全般的に,指定する,つまり人もしくは物が一定の仕方で認められた,もしくは承認されたことを明らかにするという意味がありました。祭司職の任職の儀式が行なわれた際,アロンとその子らは犠牲となる雄牛と2頭の雄羊の頭の上に手を置き,そうすることによってそれらの動物が,自分たちのために,つまり自分たちがエホバ神の祭司となるために犠牲にされることを認めました。(出 29:10,15,19; レビ 8:14,18,22)