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  • 今日の神の見える組織に対する忠節
    「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
    • 神のお用いになる復しゅう者の幸せ

      12 (イ)古代バビロンで捕らわれ人となっていたエホバの民の解放者となったのはだれでしたか。詩編 137編8,9節は,完全な意味においてその解放者のことを指していますか。(ロ)これらの節は神の地的な組織の復しゅう者について何を予告していましたか。

      12 エホバはご自分の民を古代の世界強国バビロンから解放するためにペルシャの支配者キュロスをお用いになりました。しかし完全な意味において,キュロスは,偽りの宗教の世界帝国,大いなるバビロンに言及している詩編 137編の次のような結びの言葉の意味している者ではありません。「バビロンの娘よ,お前は奪略に遭うのだ。お前がわたしたちに加えたその仕打ちをもってお前に報いる者は幸いだ。お前の子供たちを捕まえて,大岩にたたき付ける者は幸いだ」― 詩編 137:8,9。

      13,14 詩編 137編8,9節のその『幸いな』者が,大いなるバビロンを滅ぼす政治上の諸強国であり得ないのは,どうしてでしょうか。

      13 その『幸いな』者とはだれでしょうか。その『幸いな』者は,娼婦として描かれている,あの年を経た宗教体制が,はでやかに着飾って大変長い期間その背に乗ってきた「野獣」の頭にある,象徴的な「十本の角」を表わしていますか。いいえ,表わしていません。なぜなら,偽りの宗教の世界帝国を滅ぼす政治的な勢力は,まことの神の清い崇拝を行なえるよう道を開くために同帝国を滅ぼすわけではないからです。聖書の神の栄光のためにそうするわけではありません。それでは,詩編作者は実際,どうしてそれらの者を『幸いな』者と呼ぶことができたのでしょうか。

  • 今日の神の見える組織に対する忠節
    「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
    • ですから,王国の支配権を執っておられるイエス・キリストこそ,詩編作者の予告した,その『幸いな』者であられます!

  • 今日の神の見える組織に対する忠節
    「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
    • 18 神の忠節な人たちはどんな幸せにあずかりますか。

      18 これら残りの者と「大群衆」はみな,啓示 18章4節のみ使いの命令に従ってきました。これらの人々は大いなるバビロンから出てきました。そのような行動はなぜ急を要しますか。なぜなら,その宗教上の「子供たち」が,ハルマゲドンの直前に「野獣」と「十本の角」によって打ち砕かれて荒廃させられないうちに,大いなるバビロンから逃げ去らなければならないからです。それら忠節な人たちは,大いなるキュロスであられるイエス・キリストの幸せにあずかることになります。そして,次のような天の声に和するでしょう。「あなた方はヤハを賛美せよ! 救いと栄光と力はわたしたちの神のものである。その裁きは真実で義にかなっているからである。神は,その淫行によって地を腐敗させた大娼婦に裁きを執行(された)」― 啓示 19:1,2。エレミヤ 51:8-11と比較してください。

      19 忠節な残りの者は今,どんな幸せを享受していますか。さらにどんな大きな幸せが待ち受けていますか。

      19 1919年以来,エホバはご自分の民のために「大いなること」を行なってこられました。(詩編 126:1-3)エホバがそのようにして,解放をもたらすご自分の力を大いなるものとし,ご自身が「忠実な神」であることを証明されたので,解放された残りの者は今もなお心に喜びを抱いています。(申命記 7:9)残りの者はたいへん幸福ですが,前途にはさらに大きな幸せが待ち受けています。その時,大いなるキュロスで,統治する君主であられるイエス・キリストは,あの悪魔のような組織の「子供たち」をすべて打ち砕かれるので,残りの者はイエス・キリストの幸せに共にあずかることができるでしょう。

      20 ほかにだれが,油そそがれた残りの者の幸せにあずかっていますか。それはなぜですか。

      20 大いなるバビロンの以前の何百万もの「捕らわれ人」は,滅びに定められたあの宗教組織が猛烈な破滅を被らないうちに,そこから逃げるよう,すでに助けられてきました。その結果,「ほかの羊」の「大群衆」が現われました。その人数は今や,全世界で300万人以上になりましたが,偽りの宗教の世界的な帝国の滅びからなお救われるべき人々の人数は限られていません。それらの人々はエホバの組織に対する忠節を保ちながら,宗教上の大いなるバビロンに対するエホバの復しゅうの日をふれ告げる業に残りの者と共に加わって,その幸せにあずかっています。

      21 わたしたちは大いなるバビロンとその捕らわれ人に対してどんな態度を取るべきでしょうか。

      21 では,偽りの宗教のあの世界帝国と決して妥協するようなことがありませんように。その衰亡の日の今日,同世界に戻るようなことがありませんように。大いなるキュロスが喜ばしい勝利を収められる前に,大いなるバビロンのできるだけ多くの捕らわれ人が,滅びに定められたその組織から出るよう引き続き助けてゆけますように。

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