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エホバ コミュニケーションの神ものみの塔 2015 | 12月15日
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6. 神の言葉はどのようにして,ヘブライ語以外の言語でも読めるようになりましたか。
6 アレクサンドロス大王が古代世界の多くの地域を征服すると,コイネーつまり共通ギリシャ語が国際語になります。多くのユダヤ人がコイネーを話すようになったため,ヘブライ語聖書がギリシャ語に翻訳されました。この翻訳は72人の翻訳者が行なったと考えられており,セプトゥアギンタと呼ばれています。聖書の最初の翻訳であり,非常に大きな価値があります。a 大勢の翻訳者が参加したため,翻訳スタイルは様々で,逐語的な訳もあれば,かなり自由な訳もありました。それでも,ギリシャ語を話すユダヤ人も後代のクリスチャンも,セプトゥアギンタ訳を神の言葉として受け入れました。
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エホバ コミュニケーションの神ものみの塔 2015 | 12月15日
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a セプトゥアギンタには「70」という意味があります。翻訳は西暦前3世紀にエジプトで始まり,西暦前150年までに終わったようです。この翻訳には今でも大きな価値があります。分かりにくいヘブライ語の語句の意味を,学者たちが理解する助けになっているからです。
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