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    目ざめよ! 2011 | 4月
    • アラブ種の毎日の世話

      優れた血統を持つ高品質の馬を育てるには,育種家による良い世話が欠かせません。種馬場を経営するマウゴジャータはこう言います。「アラブ種の世話には手間がかかります。熱血種の馬に適したバランスの良い食事を与え,一定の体力レベルと美しさを保たなければなりません。出産間近の雌馬は特に注意を要します」。a アラブ種にはどんな食事が適しているのでしょうか。

      マウゴジャータはこう続けます。「一日の初めに干し草を与えます。干し草には必須ビタミンやミネラルなど必要な栄養分がすべて含まれています。もみ殻を混ぜたオート麦や刻んだ麦わらは栄養価が高く,大麦や麩も栄養があります。でも馬が好きなのは,ジューシーで青々とした牧草やアルファルファです。イモ,ニンジン,ビートの根も好物です。冬には大抵,たんぱく質の豊富な調合飼料を購入します。また,塩塊も必要です。激しい気性を静めるミネラルやハーブを含んだ塩の塊です。しかし,どんなに質の良い干し草や飼料も,豊かな牧草地にはかないません。そして,もう一つ,きれいな水をいつでも飲めるようにしておく必要もあります。馬は汚れた水は飲みません」。

      アラブ種の世話には,皮膚や毛に常に気を配ることも含まれます。丁寧に洗い,専用ブラシで優しくマッサージし,手でなでてやります。ほかにもあります。トマシュはこう言います。「蹄を毎日洗ってやることは大切です。そうしないと,がんなど,いろいろな病気にかかるおそれがあるからです。目や鼻の穴,唇,耳も,特に注意しなければなりません」。シャネタはこう言います。「健康で美しくあるため,走り回るスペースや,寝転がるための砂や土や草が必要です。走って汗をかいた時には,毛布をかけ,その後洗ってやらなければなりません」。

      専門家は,馬それぞれに適した細やかな気配りをすることが大事,と言います。マウゴジャータはこう話します。「アラブ種には第六感があると考えられています。なでて抱き締めてくれる人を大切にするんです。そうした触れ合いにより,馬と乗り手との信頼関係が築かれ,馬は人に完全に従うようになります。ほほえみかけたり,抱き締めたり,ニンジンや砂糖などのごちそうをあげたりすると,喜んでいななくと言われています。馬が好きな人は,世話が楽しくてたまりません」。トマシュは熱く語ります。「馬にすぐ惚れ込みました。馬はとても美しく,独特の優雅さがあります。でも,信頼してもらうのは簡単ではありません。何年もかかりました」。

  • 優雅な美しさ
    目ざめよ! 2011 | 4月
    • [16ページの図版]

      アラブ種の毎日の世話

      1. 皮膚と毛を丁寧にブラッシングする

      2. 蹄を洗う

      3. 愛情を伝える

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