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1989年「敬虔な専心」地域大会に是非おいでください王国宣教 1989 | 6月
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25 子供たちが保護者のふさわしい監督のないまま部屋でテレビを見ていたかと思えば,エレベーターで遊んだり,ロビーや通路を走り回ったりして,いたずらをしているといったこともありました。このようなクリスチャンらしからぬ無規律な振る舞いは,家庭での何でも許容する傾向や訓練の不足の結果である場合が少なくありません。あるホテルの支配人は,こうした行状を見かねて次のような手紙を滞在中の証人たち全員に書きました。「ここのところ毎晩のように,お子さん方がホテル内を走り回っています。……ホテルの備品にもかなりの損傷が見られております。ホテルの備品を壊しているところを見つけるなら,それがだれであれ警察に通報いたします。お子さん方が……ホテル内を走り回ることは禁じられております。(これはお子さん方の安全のためです。)お子さん方の監督は,年上のお子さんではなく,必ず親御さんがなさるようにしてください」。真の敬虔な専心を抱いていれば,「エホバの懲らしめと精神の規整とをもって」育てている子供をいつでも注意深く監督するよう動かされるはずです。―エフェソス 6:4。
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1989年「敬虔な専心」地域大会に是非おいでください王国宣教 1989 | 6月
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18 兄弟たちの大多数はエホバのみ名に誉れをもたらしていますが,少数ながら苦情の理由をかもした家族がいたことも認めなければなりません。例えば,四,五人用の部屋に子供を含めて10人で泊まった人たちがいましたが,これは不正直なことです。その人数で泊まるためにベッドからマットレスを取り外して床に敷き,幾人かはその上に,ほかの幾人かはマットレスを取ったベッドの上に直接寝ました。そのために余分のリネンをホテルから借りたうえ,子供たちのためには寝袋を用いたようです。
19 部屋の中では料理をしてはいけないという規則に従わない人がいたため,エホバの証人に部屋を貸さないことにしたホテルもあります。部屋で料理をするために電子レンジや電気ポット,フライパンなどを持ち込んだ証人たちのいたことが報告されています。そのような電気製品の使用によって電流の負荷がかかりすぎたため,建物の電気系統に問題を生じさせてしまった例もありました。食べ物のにおいが何日も部屋に残ったため,後から来た客がその部屋に泊まってくれなかったと述べたホテルの支配人もいます。
20 部屋を見苦しい状態にしたままホテルのチェックアウトを済ませたという問題もあります。食べ物を買って部屋で食べたあと,散らかしたままにしていた人たちがいたようです。食べ物の残りかすが家具やカーペット,壁などについたままでした。また容器や袋,カップなどの紙くずや食べ物の残りかすなどがかなりの量,部屋に残されたままだったようです。思慮に欠けたこのような振る舞いはすべて,わたしたちの評判に傷をつけるものですし,敬虔な専心を反映するものではありません。近づく地域大会の期間中,「すべての事においてわたしたちの救い主なる神の教えを飾る」ため,ふさわしい行状を示す努力を皆が払うことにしましょう。―テトス 2:10。
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