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ハンガリー1996 エホバの証人の年鑑
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ギレアデおよび宣教訓練学校の卒業生
ものみの塔協会による訓練を受け,ハンガリーへ正式に遣わされた最初の宣教者は,ラースロー・シャールケジーでした。
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ハンガリー1996 エホバの証人の年鑑
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現在では,ものみの塔ギレアデ聖書学校かまたは宣教訓練学校を出た14人の兄弟姉妹がハンガリーで奉仕しています。彼らは,ベテル奉仕や特別開拓奉仕,また旅行する奉仕を割り当てられました。一方,ハンガリー人で初めてそうした訓練を受けた兄弟,イシュトバーン・ミハールフィは,巡回監督としてハンガリー語を話す兄弟たちに仕えるため,ウクライナに遣わされました。
最初のうちは,ハンガリー語の知識が限られている兄弟たちもいましたが,その兄弟たちは持っている知識を活用しました。オーストリアから来たステファン・アウミュラーはこう語っています。「ハンガリー語の知識が限られていたので,私の証言は非常に簡単なものでした。大抵,『永遠に生きる』の本を開いて,家の人に聖書を研究したいかどうか尋ねるだけでした。その結果,たくさんの研究が取り決まりました。他の伝道者たちも,この簡単で,直接的な方法がいかに効果的であるかが分かると,すぐその場で家庭聖書研究を勧め,同様の成功を収めました。このことは,会衆の拡大に貢献しました。1992年8月には25人だった伝道者の数が,1995年6月には84人が報告するまでに増加したのです」。
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