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  • 偽善! いつかはなくなりますか
    ものみの塔 2015 | 12月1日
    • 政治家が演説し,司祭が酒やたばこにふけり,2人のビジネスマンが盗みを働いている

      偽善! いつかはなくなりますか

      パナヨッタという女性は,地中海に浮かぶある島で成長しました。十代のころ政治に強い関心を持ち,後には住んでいた村の一政党の秘書を務め,党の資金集めのための戸別訪問さえしました。しかし時たつうちに,幻滅を感じるようになりました。党員たちの間には,互いを同志と呼びながらも,身びいき,野心,不和,ねたみなどがあったからです。

      アイルランドのダニエルという男性は,宗教心の厚い家庭で育ちましたが,司祭たちの偽善をはっきり覚えています。司祭たちは,泥酔したりギャンブルをしたり寄付盆から盗んだりしていながら,ダニエルには,罪を犯したら地獄の火で焼かれる,と言っていたのです。

      ジェフリーという男性は長年,英国と米国に拠点を持つ会社で世界各地の船主たちのためにマーケティングと営業の仕事に従事しました。顧客や同業者たちは,政府の役人との交渉の際,よく詐欺まがいのことをしていました。それらの人は偽善的にも,契約を確保するためならどんなうそでもついたのです。

  • 偽善! いつかはなくなりますか
    ものみの塔 2015 | 12月1日
    • パナヨッタ

      「わたしが目にしたのは,仲間に対する真の愛と純粋な関心……でした」。―パナヨッタ

      パナヨッタの場合,エホバの証人の王国会館での集会に誘われて出席したことが,人生の転機となりました。集会では,義を誇示するような様子は全く見られませんでした。こう言っています。「わたしが目にしたのは,仲間に対する真の愛と純粋な関心で,自分が政治活動をしていたころには見たことのないものでした」。

      パナヨッタは聖書を学び始め,進歩してバプテスマを受けました。30年前のことです。そして今,こう述べています。「政党を支援するために戸別訪問をしていた時には人生の真の意味が分かりませんでしたが,神の王国を宣べ伝えるようになって初めて分かりました。公正な世界はその王国によってのみ実現するのです」。

      ダニエル

      「仲間のクリスチャンにわたしのことを良いクリスチャンと思わせておくわけにはいかなかったのです」。―ダニエル

      ダニエルは,クリスチャン会衆内で良い進歩を遂げて幾つかの責任を委ねられたのですが,数年後,ある過ちを犯して良心のかしゃくを感じるようになりました。こう述べています。「昔,教会で目にした偽善を覚えていたので,自分の奉仕の特権を手放すしかないと思いました。仲間のクリスチャンにわたしのことを良いクリスチャンと思わせておくわけにはいかなかったのです」。

      幸いダニエルは,時を経て再び会衆内の責任を担うようになりました。やましさを感じることなく奉仕の特権に喜んであずかれるようになったのです。こうした正直さは,偽善なく神に仕える人たちに共通の特色です。それらの人は,自分の兄弟の目から「わらを抜き取らせてください」と言う前に,自分自身の目から「垂木を抜き取」るようにしています。

      ジェフリー

      「言葉巧みに人をだますようなセールスマンでいることはできない,と思いました。……聖句に感化されたからです」。―ジェフリー

      商業界で生きていたジェフリーは,こう言っています。「聖書を学ぶにつれ,契約を取るためなら言葉巧みに人をだますようなセールスマンでいることはできない,と思いました。箴言 11章1節の『欺きのはかりはエホバにとって忌むべきもの』といった聖句に感化されたからです」。そうです,ジェフリーは,イエスに税金に関する質問を投げかけた人たちとは異なり,相手が仲間のクリスチャンであってもなくても,清い動機で接することを学んだのです。

  • 偽善! いつかはなくなりますか
    ものみの塔 2015 | 12月1日
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