ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目90 9/8 28–29ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1990
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 最高のミルク
  • 無能な司教
  • 「誤った価値観」
  • プラチナの花嫁
  • ロックが建物を揺らす
  • 僧職者の道徳
  • 将来のビジネス倫理
  • 命取りになる細菌
  • カトリック教徒と聖書
  • アルコール依存症と遺伝
  • 子供のストレス
  • 中国のエイズ
  • アルコール中毒は遺伝するか
    目ざめよ! 1992
  • 今なお教会に通う人びとが直面している問題
    目ざめよ! 1973
  • 世界展望
    目ざめよ! 1991
  • 危機に直面するブラジルのカトリック教会
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1978
もっと見る
目ざめよ! 1990
目90 9/8 28–29ページ

世界展望

最高のミルク

スコットランドの母親と新生児に関する最近の調査によって,母乳の栄養的な価値と保護作用は,市販のミルクの比ではないことが分かった。フランスのル・フィガロ紙に掲載された研究結果によると,13週間以上母乳で育てられた乳児は,13週未満で完全に離乳した乳児や,生まれた時から哺乳びんでミルクを与えられた乳児に比べて,生後1年間に病気に感染する比率が非常に低かった。母乳は,赤ちゃんの腸の中にいる有害なバクテリアの成長を阻止するある種のバクテリアの形成を助ける。また母乳の複雑な組成は,乳児の年齢や必要に応じて日ごとに変わるため,乳飲み子は天気の変化にも適応できるほどだ。同紙が言うとおり,「母乳に並ぶものはない」。

無能な司教

全米カトリック司教協議会は最近,ある国際的な広告会社の業務を利用する予定があると発表した。その目的は,ナショナル・カトリック・リポーター誌の表現を借りれば,「司教自身が浸透させることのできないある道徳的なメッセージを宣伝すること」である。争点となっているのは中絶に関する教会の立場であり,カトリック教徒の中にはその立場に賛同していない者が多い。同誌が言うには,「342人の司教,5万3,000人の司祭,2万の教区,10万人の修道女,230余りのカトリック系の大学,7,000の教区学校,5,000万人余りの平信徒が存在するにもかかわらず,米国の司教はいまだに,中絶が不法とされるべきものであることを人々に納得させることができない」。

「誤った価値観」

ボリス・ベッカーは22歳にして世界屈指のテニスプレーヤーである。同時に世界有数の富豪でもあり,推定7,500万㌦(約112億5,000万円)相当の資産を有している。彼はテニスの試合で財産を築いた。しかし,この若いドイツ選手は,これはもうけすぎだと考えている。「テニスボールを打ってネットを越えさせるだけで,いくら稼いだか ― こう考えてみれば冗談のような話だ」。パレード誌によると,ベッカーはこうも言った。今の社会には「お金がたくさんあるのだから,飢える人や家のない人はいないはずだ。人々は誤った価値観に目を向けすぎている」。

プラチナの花嫁

プラチナは金よりも貴重で,投資対象としての人気も高い。ロンドン・タイムズ紙によると,業界の毎年恒例の報告会で行なわれた販売促進展示会「プラチナ1990」において,プラチナ製のウエディングドレスが一般公開された。このドレスは日本でデザイン・製作されたもので,価格は30万ポンド(約8,000万円)。ごく薄いプラチナ箔を和紙で裏打ちし,それを帯状に0.33㍉の幅に切って織りあげている。日本からの細かい指示の中には,「アイロン厳禁」という短い言葉も入っている。

ロックが建物を揺らす

朝日新聞によると,川崎市の住民から地震のような揺れが繰り返し起きるという苦情が相次いで出された。『ひどいときは震度5ぐらいの揺れもあった』と,あるすし店主は言う。すし種にする魚の水槽から水が飛び散って客にかかることもあった。川崎市の環境保全局は調査を行ない,震源地を突き止めた。それはオープンしたばかりのロックコンサートのホール。「リズムに乗ったロックファンがいっせいに跳びはねるのが原因」だったと同紙は伝えている。人間によるこの“地震”は,コンサートホールから半径250㍍以内の地域で観測された。

僧職者の道徳

トロント・スター紙によると,カナダのローマ・カトリック教会オタワ大司教区は最近,一人の司祭に関する苦情をきちんと扱わなかったとして15万㌦(約2,250万円)を支払うよう裁判所から命じられた。問題の司祭は,少年に性的な虐待を加えたという告発を受けていた。被害者の家族は,「虐待を受けた後で教会に助けを求めに行ったものの,大司教を含む関係者から取り合ってもらえなかったため,損害賠償を求める気持ちになった」と弁護士は述べた。同紙によれば,カトリック教会の関係者は昔から,児童虐待に関する苦情を聞いても司祭を僧職者の地位にとどめておいたと別の弁護士は語っている。この弁護士に言わせれば,「大抵の団体であれば,警察に突き出したり首にしたりするところだが,教会の場合は,仲間への義理から,ひそかに配置転換をするだけで済ませてしまう」。

将来のビジネス倫理

ヨーロッパの1,100人の学生を対象にした調査によると,将来の実業界は,ドイツのウィースバーデナー・タークブラット紙の表現を借りれば,「しゃにむに働く利益追求型の,必ずしも健全な倫理を持たない新人類の若い男女」に牛耳られるようだ。出世のためには高潔なビジネス倫理を犠牲にする傾向が顕著に現われていると,同紙は付け加えている。アンケートでは,ビジネスライフに倫理はほとんど,あるいは全く関係ないと考える人が70%を超えた。

命取りになる細菌

「肺炎は社会的な通念とは裏腹に,抗生物質の導入後も,決しておもな死因の座を降りたわけではない。今も感染による死因としては最も一般的なものであり,アメリカ人の死因の第6位を占める」とニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。抗生物質やワクチンといった現代の各種医療手段のおかげで,細菌に感染するケースは大幅に減少したが,そうした手段は,「どたん場の救命法としていつも当てにできるわけではない。細菌が体内に広がって優勢になっている場合は特にそうである」。同紙は,「推定500ある感染症のうち,効果的な治療法のないものは約200を数える」と付け加えている。

カトリック教徒と聖書

オーストラリア,シドニーのデーリー・ミラー紙によれば,シドニーのある教区司祭は,カトリック教徒が昔から聖書についてほとんど知らないことを公に認めている。カトリック教会は,聖書の知識が不足しているこうした事態を正すために,シドニー市郊外の10か所で聖書講座を開くことにした。予定では5週間のコースが4回開かれ,約2,000人の受講者を見込んでいる。同紙は,「多くの信者にしてみれば」,カトリック教会と聖書は「結びつきのないものだ」と解説している。いみじくもその記事の見出しは,「信者は基本に帰る」となっていた。

アルコール依存症と遺伝

「アメリカ医師会ジャーナル」誌に掲載された科学的な最新の研究報告の中で,科学者たちは,人をアルコール依存症になりやすくする遺伝子を特定したと主張している。とはいえ,単一の遺伝子がアルコール依存症を引き起こすことはないという点にも注意を引いている。研究チームの責任者はこう言った。「造物主はアルコール依存症を引き起こす遺伝子をお造りにはならなかったが,快楽追求の行動に関係が深いと思われる遺伝子はお造りになった」。実際,「研究の対象になったその遺伝子があってもアルコール依存症にならなかった人もいれば,その遺伝子がないのにアルコール依存症になった人もいる,と[研究者たちは]言う。アルコール依存症になりやすい遺伝的な素因を持たない患者の多くにとって,災いの元になったのは社会的,文化的要因かもしれない」。

子供のストレス

子供だからといって,ストレスがたまらないわけではない。ブラジルのスペリンテレッサント誌は世界保健機関の話を引用し,「西側の子供たちの5人に一人はストレスを感じている」と伝えている。子供のストレスの原因として筆頭に挙げられているのは,「両親の別居と宿題が多過ぎること」。同誌は,サンパウロ大学の小児科教授フランシスコ・デ・フィオーレの説明を引用しているが,同教授によれば,「子供の場合は心血管系の疾患は現われない。それは,成長過程にある心臓が過度のストレスにも対応できるためだ。しかし胃や免疫機構の場合は違う。そのため子供のストレスは大抵,消化不良,風邪をしょっちゅうひくこと,あらゆる種類のアレルギーといった形で現われる」。

中国のエイズ

「エイズウイルスが中国に入ったのは残念ながら事実だ」とチャイナ・トゥデー誌は言う。この広大な国は最近,エイズ禍に見舞われる多くの国の仲間入りをした。「そのため中国では,エイズ対策として科学的・医学的努力を傾けると同時に,そもそもこの病気につながりかねない社会的悪弊 ― ポルノ,売春,麻薬の乱用など ― を一掃しようとしている」と同誌は付け加えている。血液製剤の注入によって感染した犠牲者もいる。そこで中国政府は,エイズのまん延を遅らせる努力の一環として,1984年以降,血しょうの輸入を制限している。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする