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  • 穏やかな対応
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  • 文書カートが不活発な姉妹の心をとらえる
  • スクールバスでの伝道
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  • 空っぽの心が喜びいっぱいに
  • 関心を示した人にメモを残す
  • 患者の信仰が看護師の心を動かした
  • 車から車への証言
2017 エホバの証人の年鑑
鑑17 66–75ページ
アゼルバイジャンの二人の姉妹が夫婦に伝道している

アゼルバイジャン

全地で宣べ伝えて教える

ヨーロッパ

  • 国や地域 47

  • 人口 7億4448万2011人

  • 伝道者 161万1290人

  • 聖書研究 83万4121件

穏やかな対応

ジョージアでのこと,1人の男性が文書カートに近づいて来てどなりました。「ここでは伝道するな! ジョージアは正教会の国だ」。カートの横に立っていた兄弟は優しい口調で,今までわたしたちの文書を1冊でもお読みになったことがありますか,と尋ねました。男性は,「いや,ない」と答えます。そこで兄弟は巧みに読んでみるようにと勧めました。兄弟の提案がもっともだと思えたので男性は落ち着いて,文書を何冊か手に取りました。数日後,男性は戻って来て以前の振る舞いについて謝りました。そして,目が見えない母親に雑誌を読んであげたと言いました。2人とも雑誌をとても気に入り,何か新しいものを読みたいと思ったようです。この男性は今では定期的にカートに近づき,最新号の雑誌を受け取っています。

より良い解決策

アゼルバイジャンでの奉仕中,2人の兄弟がビルの前に立っていた若い男性に近づき,証言し始めました。男性は,「聞いている暇はない。そんなことをしたら罪になる」と答えます。そして,後ろのポケットからナイフを取り出して言います。「今までひどい目に遭わされてきた。だから,これでけりをつけてやる」。

2人は驚いて,「人を殺すことこそ罪ですよ」と言いました。

「どうしろって言うんだ?」と男性は言います。兄弟たちはローマ 12章17-21節を読み,復しゅうは神のものであること,そして,「悪に征服されては」ならないこと,「むしろ,善をもって悪を征服」しなければならないことを説明します。さらに,温和な話し方の持つ力について伝え,だれかを傷つけたり殺したりするなら良心のかしゃくに苦しむことになる,と言いました。聞いたことに心を動かされて,男性は去って行きました。

およそ1時間後,その男性は兄弟たちを見つけてこう言いました。「殺そうと思っていた人に会って来た。相手を傷つけずに問題を解決できた。おかげで厄介なことにならずにすんだよ,ありがとう」。兄弟たちは,実際に助けてくれたのはエホバであることを説明しました。

文書カートが不活発な姉妹の心をとらえる

数年前,ノルウェーのある姉妹は真理から離れてしまいました。でも,文書カートが公の証言で用いられるようになってから,姉妹は買い物のさい何度もその前を通りました。

姉妹は,カートのところにいる証人たちに近づくことは決してありませんでした。でも,文書が魅力的に並んでいることや目に訴えるポスターには気づいていました。それに加えて,友好的な表情や慎み深い服装を見て,エホバとその民のもとに帰りたいという願いが呼び覚まされました。

姉妹はウェブサイトjw.orgのロゴにも気づき,サイトにアクセスします。近くの王国会館の住所や集会の時間を簡単に調べることができるのを見て驚きました。出版物を幾つかダウンロードし,不安に感じながら王国会館に行くと,本当に歓迎されました。長老たちは1人の姉妹が聖書研究を司会するように取り計らいます。すぐに会衆で良い友を作り,霊的習慣を取り戻しました。今では集会と野外奉仕に定期的に参加し,エホバとの親密な関係を再び味わい喜んでいます。

スクールバスでの伝道

ノルウェーに住む15歳のロンジャはスクールバスに乗っていた時,同じクラスの男の子3人と進化について話し合っていました。ロンジャは,自分の信じていることに全く敬意を示してもらえなかったことに納得できませんでした。進化についての自分の説明が少しさびついているように感じたロンジャは,母親に助けてもらいながら創造者の存在について納得させる証拠を探しました。

ノルウェーでロンジャがクラスメートに証言している

ノルウェー: ロンジャは自分の信条を守った

次の日のスクールバスの中で,ロンジャは準備したとおりに話しました。しかし3人の男の子は,ロンジャのエホバへの信仰をばかにします。1人が大声でこう言いました。「このバスの中にエホバを信じている人なんて1人もいないよ。進化とエホバ,みんながどっちを信じてるか,手を挙げてもらおう」。すると近くに座っていた男の子が手を挙げて,「ぼくはエホバを信じる!」と言ったのでロンジャはびっくりします。さらに2人が同意しました。ロンジャと3人の会話が他の生徒にも聞こえていて,その幾人かはロンジャの説明に納得していたのです!

字の読めない人が見つけた本

ある日の午後,シリアから来たアラビア語を話す2人の男性がデンマークにある支部事務所に訪ねて来ました。その人たちは,エホバの証人を探していることを受付の姉妹に伝えます。どうやらうまく探し当てたことを知って,2人は大喜びしました。どうやって住所を調べたのでしょうか。地元の図書館の職員に携帯電話で撮った写真を見せたのです。それは,アラビア語版の「聖書は実際に何を教えていますか」の発行者ページの写真でした。それで職員は,支部事務所の住所を教えることができたのです。

2人はデンマーク語がよく分からなかったので,アラビア語を話す兄弟が受付に呼ばれました。2人のうち1人は聖書についてもっと知りたいと思っている様子でした。それで兄弟は連絡先を聞き,アラビア語を話す別の兄弟を連れて近々訪問することを約束しました。

その家を訪ねてみると,今まで1度もエホバの証人の訪問を受けたことはないとのことでした。そして,ポストにアラビア語の表示はなかったのに,アラビア語のその本が入っていた,と話してくれました。男性は字が読めないので,友人にその本を読んでもらいました。3日かかりましたが,これは真理だと確信できました。

この男性にとって家族から遠く離れて難民として暮らすのはつらいことですが,聖書に安らぎを見いだしています。兄弟たちが初めて訪問した時,「なぜ今まで来てくださらなかったんですか。本当に願っていたんです」と言いました。研究は続いており,学ぶ内容に強い関心を示しています。

空っぽの心が喜びいっぱいに

ドミトリーはウクライナのたばこ会社の支配人として働いていました。しかし,喫煙がいかに人体に有害かをいよいよ感じるようになりました。それで,給料の良いこの仕事を辞めました。その後3か月もしないうちに,母親と義理の母が亡くなります。愛する家族を亡くしたことは大きなショックでした。教会で心の安らぎと疑問に対する答えを得たいと思いましたが,それはかないませんでした。友人には,正教会員は,「首に十字架をぶら下げているが心は空っぽだ」と言われました。それはまさにドミトリーが感じていたことでした。そして,自分が神についても聖書についても何も知らないことに気づきました。絶望のうちに,助けを求めて祈り始めます。その時,エホバの証人について聞いたことを思い出しました。ドミトリーはインターネットでわたしたちのウェブサイトを見つけ,そこに聖書に関する情報が本当にたくさんあることに感動しました。次に,近くの王国会館を探しました。駐車場に着くと,案内係に歓迎され,何か助けになれるかと尋ねられました。それでドミトリーは,「わたしには聖書研究が必要です」と答えました。今では研究を始めて6か月になり,集会に定期的に出席し,参加しています。

関心を示した人にメモを残す

イギリスのポールとフェイスはスーザンという女性と会話を楽しみ,再訪問を取り決めました。しかし訪ねてみると留守でした。そこで2人は,「わたしたちの王国宣教」2014年11月号の提案を当てはめ,次の日に再び訪問するというメモを残しました。実際に訪ねてみると,驚いたことに家のドアにメモが貼ってありました。娘の結婚式のために買い物をしなければならないとのことでした。2人は別のメモを残し,次の週にまた来ることを伝えます。翌週スーザンは2人を待っていて,『聖書の教え』の本を用いて聖書研究が始まりました。

イギリスでポールとフェイスがメモを残している

イギリス: フェイスとポールがメモを残している

娘の結婚が間近だったので,スーザンは次の訪問を延期してくれないかと頼みます。約束の日にポールとフェイスが訪ねると応答がなかったので,携帯電話の番号を書いたメモを残しました。スーザンからメールが来てうれしく思いました。そこには,2人の訪問を逃してしまって申し訳ない,その時は庭で近所の人と話していた,とありました。以来,スーザンは定期的に聖書研究を楽しみ,最近初めて集会にも出席しました。

ポールとフェイスは連絡を保つためにいつでもメモを残すことにしています。「残したメモを何人もの家の人が読んでくれました。本当に素晴らしい方法です!」

患者の信仰が看護師の心を動かした

2014年8月,ハンガリーの1人の兄弟が肺塞栓症で入院しました。残念なことに,その兄弟は間もなく亡くなりました。兄弟の妻は,ティンダという特に助けになってくれた看護師についてこう書いています。

「わたしは2015年の夏,『イエスに倣いましょう!』地区大会に息子と共に出席しました。3日目の終わりに駐車場で帰り支度をしていた時のことです。1人の女性がわたしの目の前で立ち止まり,持っていた荷物を地面に置き,わたしを抱いて泣き始めました。その人は,ほぼ1年前,集中治療室で夫を担当してくれた看護師のティンダでした。彼女によると,看護師たちが担当する患者は毎回の交代勤務の初めに割り当てられたようです。ティンダはいつもわたしの夫の担当になれるようにと祈り,何度もそのとおりになりました。

「ティンダが言うには,夫がいつも語っていた希望や信仰に根ざした良い行状のおかげで,エホバの証人との聖書研究を始めようと思ったとのことです。

「今ティンダは聖書を研究しており,わたしの夫を迎えられる時を楽しみにしています。夫の行状と強い信仰がきっかけで,エホバとその素晴らしい約束を知ったことを伝えたいと言っています」。

車から車への証言

ブルガリアで夫婦がトラックドライバーに証言している

ブルガリア: 国境付近でトラックドライバーに証言している

抗議運動や妨害の影響で,ギリシャとブルガリアの国境にある検問所の幾つかは時折閉鎖されます。そのために自動車が数十キロも並びます。近くにあるブルガリアの会衆はこの状況を活用し,車に乗って待っている人々に聖書文書を渡すことにしました。兄弟たちは12の言語の出版物を持って国境へ出かけて行きます。トラックドライバーの多くは疲れきっていて,いらいらしていますが,だれかと話したいとも思っています。兄弟たちは思いやり深く話を聞いてから,希望や励みとなる言葉を語ります。あるドライバーは,「エホバの証人かい?」と尋ねてきました。そうです,と答えると,「やっぱり。こんなふうに伝道するのはエホバの証人だけだよね」と言いました。オーストリア人のトラックドライバーはゆったりとジョーク交じりにこう応じました。「皆さんからは逃げられませんね。ご苦労さまです。これからも安らぎと希望を伝えてください」。次のように言った人もいます。「あなたたちの文書を読みたいと思ったことは一度もないけど,今はぜひ読んでみたい」。兄弟の証言を聞いて,涙を流したドライバーもいます。何年も前にエホバの証人だったのです。兄弟たちは,文書を読むだけではなく,会衆と連絡を取るよう励ましました。

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