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『真実の唇は永久に保つ』ものみの塔 2003 | 3月15日
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ソロモンは,引き続き対照法を用い,勤勉さと緩慢さについて次のような印象的な言い方をしています。「勤勉な者たちの手は支配を行ない,緩慢な手は強制労働に服する」。(箴言 12:24)懸命に働けば進歩向上し,経済的に自立することができますが,怠慢になると,強制労働や奴隷状態に服することになりかねません。ある学者は,「怠慢な者は時たつうちに勤勉な者の奴隷となる」と述べています。
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『真実の唇は永久に保つ』ものみの塔 2003 | 3月15日
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次にソロモン王は,前の箇所とは異なった視点で,緩慢な人と勤勉な人との違いを示します。「緩慢さは自分の獲物を追い出さない。しかし勤勉な者は人の貴重な富である」。(箴言 12:27)緩慢な人,あるいは「怠け者」は,自分の獲物を『追い出そうとしません』,あるいは『火であぶりません』。(バルバロ訳)実際のところ,その人は,始めたことを最後まで行なうこともできないのです。それに対し,勤勉さは富の同意語と言えます。
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