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1988 エホバの証人の年鑑1988 エホバの証人の年鑑
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国際建設自発奉仕者
1985年11月に,下は26歳の独身の兄弟から上は59歳の祖父母までを含む,11人の自発奉仕者が,米国からアフリカに向けて出発しました。一行の任務は何でしょうか。それは,10万人以上の証人たちに奉仕している,ある国の新しい支部施設の建設を援助することです。そのとき以来,建設の仕事に熟達した,12の支部を代表する800人以上の自発奉仕者が,13の支部の建設計画に援助を差し伸べてきました。少なくとも1年はとどまって自発的に働いた奉仕者もいれば,2週間から3か月の間とどまって働いた自発奉仕者もいます。これらの自発奉仕者やその家族は,こうした割り当てについてどう感じているでしょうか。以下に記すのは,それらの人々が述べた感想の幾つかです。
□ 「私は長年,この世で一生懸命働いてきました。いま,私の全精力はエホバの組織に向けられています。この世とのつながりがないと,ほっとしますし,自分をエホバのために費やすことは,身体的にも,感情的にも,霊的にも喜びです」。
□ 「今回の建設計画で私が奉仕したわずかな期間に,説明し難いほどの強い友情が生まれました」。
□ 「国際建設自発奉仕者として夫が得た特権に対して,私たちは家族として皆さんに感謝したいと思います。家族の者は一人も夫に同行できませんでしたが,夫が経験した事柄は,家族の全員を益するものとなりました。エホバの組織はどこにおいても一致していることを,その経験は示しています。さらに,夫は,私たちが家族としてエホバにいっそう十分仕えるため,各自がそれぞれの生活を簡素化できることを今回の経験から理解するように助けられました」。
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[26ページの図版]
国際建設自発奉仕者の援助を得て建てられた支部
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