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与える喜びを味わってきましたものみの塔(研究用)2016 | 8月
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アイルランドで開拓奉仕をしていたころ。大会を宣伝している
戦後,南アイルランドで2年間,開拓奉仕をしました。アイルランドがイングランドとどれほど違うか,知りませんでした。家から家を訪ね,自分たちが宣教者で泊まる場所を探していることを説明しました。また,街路で雑誌を配布しました。カトリックの国で何と大胆なことをしていたのでしょう。ある男性に殴られそうになった時,警官に相談すると,「で,どうしてほしいんだ」と言われました。わたしたちは,司祭がどれほど強い力を持っているかを理解していませんでした。わたしたちの本を受け取る人々は職を失いました。また,わたしたちは泊まっていた場所から追い出されました。
わたしたちはすぐに,新しい区域で奉仕する時には,泊まっている場所からできるだけ遠くに自転車で行って奉仕するのがよい,ということに気づきました。その地区の司祭はわたしたちのことを知らないからです。泊まっている場所の近くは最後に奉仕します。キルケニーでは,暴徒たちから脅されながらも,若い男性と週3回研究しました。聖書の真理を教えるのがとても楽しかったので,宣教者になる訓練を受けるため,ものみの塔ギレアデ聖書学校への入校を申し込みました。
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