-
イッサカル聖書に対する洞察,第1巻
-
-
約束の地の分割の際,イッサカルは相続地を受ける4番目の部族としてくじで選ばれましたが,その相続地は主として肥沃なエズレルの谷にありました。北側ではゼブルンとナフタリの部族の領地,東側ではヨルダン川,南側ではマナセの領地,西側ではアシェルの割り当て地の一部がイッサカルと境を接していました。北側のゼブルンとの境界沿いにはタボル山があり,南西の境界の近くにはメギド市,南東の境界付近にはベト・シェアンがありました。この領地内には,カナン人の都市とそれに依存する集落が幾つもありました。(ヨシュ 17:10; 19:17-23)モーセの祝福の言葉どおり,イッサカルの部族はこのえり抜きの谷にあった『その天幕の中で歓び』ました。―申 33:18。
-