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目ざめよ! 2010
目 10/12 10–11ページ

聖書の見方

神はなぜ悪魔をすぐに滅ぼさないのですか

あなたは,他の人の苦しみを取り除いてあげられるなら,すぐにそうするのではありませんか。自然災害が起きると救助隊が被災地に駆けつけて,見ず知らずの人を救出し,苦しみを和らげようと奮闘します。それで,次のような疑問が生じるかもしれません。『人間の様々な苦しみの元凶である悪魔を,神はどうしてすぐに滅ぼさないのか』。

この点を考えるため,法廷の場面を思い描いてください。殺人犯が裁判にかけられています。犯人は審理を何とか中止させようとして,裁判官が不正な方法で法廷を取り仕切っているとか,陪審員を賄賂で手なずけている,などと言います。そのため,大勢の証人に証言の機会が与えられます。

裁判官は,審理が長引くといろいろな不都合が生じることを知っており,判決をむやみに遅らせたいとは思っていません。しかし,今後の判例となるような判決を下すには,訴訟の双方の側がきちんと弁論できるよう十分な時間を取らなければならない,ということもわきまえています。

判例となるような判決を下すには,双方の側がきちんと弁論できるよう十分な時間を取らなければならない

この例えは,「全地を治める至高者」エホバに対する悪魔(「龍」,「蛇」,「サタン」とも呼ばれる)の挑戦に当てはまります。どのようにでしょうか。(詩編 83:18。啓示 12:9)悪魔とはだれですか。エホバ神にどんな非難を浴びせていますか。神はいつ悪魔を取り除かれるのでしょうか。

判例が必要になったのはなぜか

悪魔は,もともとは神のみ使いの一人であり,完全な霊者でした。(ヨブ 1:6,7)しかし,人間から崇拝されたいという利己的な野心に取りつかれ,自ら悪魔となりました。そして,支配を行なう神の権利に挑戦し,神は従うに値しないとほのめかすことまでしました。さらに,人間が神に仕えるのは祝福という賄賂をもらっているからにすぎない,と主張しました。だれしも苦しい目に遭うと創造者を『のろう』だろう,と言ったのです。―ヨブ 1:8-11; 2:4,5。

サタンのそうした非難に対しては,単に実力行使をしても答えにはなりません。もし悪魔をエデンの園で処刑していたなら,悪魔が正しかったのではないかという疑問が残ったかもしれません。それで,絶対的な権威をお持ちの神は,見守る者すべてが納得できるような決着をつけるため,“審理”を開始なさいました。

エホバ神は,ご自分の原則と完全な公正にのっとって,双方の側がそれぞれ自分たちの主張を支持する証人を出すようにされました。審理の期間中,アダムの子孫である人間は,いかなる困難に遭おうとも愛の気持ちから神への忠誠を守ることにより,神を支持する証言に加わることができます。

いつまで?

エホバ神は,この審理が進行する間ずっと人類が苦しむ,ということをよくご存じです。それで,できるだけ早く審理を終わらせようと決意しておられます。エホバは「優しい憐れみの父またすべての慰めの神」であると,聖書は述べています。(コリント第二 1:3)「すべての慰めの神」は,悪魔が必要以上に存在し続けることも,悪魔の影響が残ることもお許しになりません。とはいえ,宇宙全体のかかわる裁判が完結する前に急いで悪魔を滅ぼすようなこともなさいません。

最終的な決着がつくとき,エホバに支配者としての正当な権利があることが完全に立証されます。サタンに対する判決は,永遠にわたって一つの規範となります。将来,同様の挑戦がなされるなら,その判決を判例として用いることができ,再び審理する必要はありません。

定めの時にエホバ神は,み子イエス・キリストを用いて,悪魔と悪魔の影響すべてをぬぐい去られます。聖書は,キリストが『王国を自分の神また父に渡す』時についてこう述べています。「その時,彼はあらゆる政府,またあらゆる権威と力を無に帰せしめています。神がすべての敵を彼の足の下に置くまで,彼は王として支配しなければならないのです。最後の敵として,死が無に帰せしめられます」。―コリント第一 15:24-26。

喜ばしいことに聖書は,地球全体が楽園のような状態になることを約束しています。神が最初に意図されたとおり,人間は平和な楽園で暮らします。『柔和な者たちは地を所有し,豊かな平和にまさに無上の喜びを見いだし』ます。「義なる者たちは地を所有し,そこに永久に住む」のです。―詩編 37:11,29。

神に仕える人たちの前途には,すばらしい見込みがあります。聖書はこう述べています。「見よ! 神の天幕が人と共にあり,神は彼らと共に住み,彼らはその民となるであろう。そして神みずから彼らと共におられるであろう。また神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない。以前のものは過ぎ去ったのである」。―啓示 21:3,4。

考えたことがありますか

  • 悪魔は,神と人間にどのような偽りの非難を浴びせてきましたか。―ヨブ 1:8-11。

  • 神のどんな特質を考えると,神が悪魔を除き去ってくださることを確信できますか。―コリント第二 1:3。

  • 聖書はどんな希望を差し伸べていますか。―啓示 21:3,4。

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