ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目90 8/8 13ページ
  • 真の喜び ― どのようにして得られるか

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 真の喜び ― どのようにして得られるか
  • 目ざめよ! 1990
  • 副見出し
  • 特別集会
目ざめよ! 1990
目90 8/8 13ページ

真の喜び ― どのようにして得られるか

豊かさは幸福への扉を開く鍵となるでしょうか。西欧の若者は,「身体的には歴史上最も健康な世代で,経済的には大いなる繁栄の時代に成長したが,倦怠感と失意を抱いている」と,米国コーネル大学医学部のジェラルド・クラーマン博士は述べています。日本でも,お金に不自由してはいなくても心が満たされていない人は少なくありません。こうした世の中にあって,喜びに満ちた心を抱くようにとの励ましが,去る5月27日から6月5日まで,エホバの証人の統治体を代表して日本を訪問した,デントン・ホプキンソンにより与えられました。

ホプキンソンは,ものみの塔聖書冊子協会のフィリピン支部の調整者として奉仕しており,11年前にも,今回同様,地帯監督として日本を訪問しています。地帯監督は同協会の支部を訪問して,支部の働き人やその国のエホバの証人を鼓舞する奉仕者です。その11年間に,日本における聖書教育活動は大きく進展しました。1979年3月に4万8,187人だった日本のエホバの証人の数は,今年の4月にはその3倍,14万4,867人になっていました。海老名市にある同協会の支部事務所および工場は当時まだ建設中でした。しかし,その後完成をみた2階建ての工場も手狭になり,同じ敷地に地上6階地下1階の新工場や8階建ての宿舎棟も建てられていたのです。このすべての拡大は喜びのいわれとなりました。

地帯訪問の期間中,ホプキンソンは,日本支部とフィリピン支部の密接な結びつきに言及しました。現在,建設中のフィリピン支部の新工場に輪転機が移された際,同支部では機関誌の「ものみの塔」と「目ざめよ!」の印刷を中断しなければなりませんでした。その間,日本支部がそれらの雑誌の三つの号を印刷したことが説明されました。さらに,フィリピン支部の新しい建物の図面の多くは,世界本部の指導の下に日本支部で書かれたことも指摘されました。

特別集会

こうした訪問の折に,毎年,特別な集会が開かれ,日本のエホバの証人は,ものみの塔協会の代表者の話から励みを受けてきました。今年は,訪問の連絡があってから実際の訪問までの期間が短く,日本の各地に会場を確保することは困難でした。しかし,ホプキンソンは6月2日と3日の両日に合計3回の話をすることに喜んで同意しました。その結果,千葉市の幕張メッセを本会場とし,札幌・京都・大阪・東京などが電話回線で結ばれ,10万9,791人が「喜びに満ちた心でエホバに仕える」と題する話に耳を傾けました。

この話の中で,ホプキンソンは人の抱く喜びが外的な要素だけに左右されるわけではないことを示しました。心が喜びにあふれているなら,どんな環境におかれても,喜びを保てます。(箴言 17:22)しかし,悪魔サタンは富や快楽が喜びをもたらすかのように思い込ませます。若い人々は特にこの点に留意できます。自分の置かれた環境に左右されるような喜びは一時的なものにすぎず,危険です。(テモテ第二 2:22)そのような喜びを求めている人は見方を変えなければなりません。そのための助けとして神は,聖書,霊的な食物を供給する「忠実で思慮深い奴隷」,人々を助ける業,永遠の命の希望,愛ある組織などを備えてくださっています。―マタイ 24:45-47。

さらには,神がお許しになることのある迫害や懲らしめさえ,喜びを抱くのに役立つのです。このことを実際に示すためにホプキンソンはフィリピンのある特別開拓者(宣教に毎月140時間を費やす奉仕者)の経験を取り上げました。その人は,人を救う聖書の音信に関心を示す人が一人もいない土地で宣べ伝える業に8年間携わりました。その労苦は報われましたか。8年目の終わりにやっと,関心を示す家族が見いだされ,それを契機に多くの人が聖書の神エホバの崇拝者になりました。その地には,エホバの証人の会衆が設立され,後日,集会を開くための王国会館も建てられました。完成した王国会館を神にささげる,献堂式にその特別開拓者も招待されました。献堂式のプログラムの中で,彼女はその区域での経験を話しましたが,エホバが与えてくださった祝福を目にして,経験を話すその開拓者のほほを涙が流れました。確かに,難しい状況に直面しても,内面的な喜びを保つなら,やがて報いを刈り取ることになります。―ガラテア 6:7-9。

幸福感は必ずしも,自分の置かれた環境に左右されません。物があふれていても,心が満たされていない人は大勢います。しかし,心の中に神からの喜びを抱いているなら,幸福感に満たされます。特別集会に出席した人々は,この教訓を胸に,喜びに満ちて家路に就きました。―箴言 10:22。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする