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「勇気を出し,大いに強くありなさい」ものみの塔 1986 | 12月15日
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9 ヨシュアはその新しい名前にふさわしく,どのような生き方をしましたか。
9 聖書が挙げている12人の斥候の名簿によれば,ヨシュアは,「救い」を意味するホシェアと呼ばれています。ところが,この時の記録には,「モーセはヌンの子ホシェアをその後もエホシュア[『エホバは救い』を意味する]と呼んだ」と記されています。なぜモーセはこのようにエホバのみ名を強調したのでしょうか。それは,ヨシュアがおもにそのみ名を立証するために奉仕したからです。モーセは後に,「あなたは,心をつくし,魂をつくし,活力をつくしてあなたの神エホバを愛さねばならない」という命令をイスラエルに強調しましたが,ヨシュアはその命令に対する従順の生きた模範となりました。そうすることによりヨシュアは,「エホバは救い」であることを実証する特権にあずかりました。―民数記 13:8,16。申命記 6:5。
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「勇気を出し,大いに強くありなさい」ものみの塔 1986 | 12月15日
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a アシェル・ゴールデンベルクは「聖書における韻律とその意味」(ヘブライ語)の中で,第一の神殿の時代には,エホバへの忠節を示すため,固有名詞の中にテトラグラマトンの一部を組み入れ,長くすることが一般化していた,と書いています。ゴールデンベルクはこう注解しています。「モーセはモーセ五書の中で,ヌンの子ホシェアを斥候に送り出した時,その名を『エホシュア』に変えた。したがって,モーセは[ヨシュア]が[エホバ]を裏切らないことを予見していた」。
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