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神の政府だけを忠節に支持する神の王国は支配している!
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「法廷に入る前に,エホバに熱烈に祈りました。穏やかな気持ちになれるようエホバが助けてくださるのを実感しました」。―イバイロ・ステファノフ(13節を参照)
13,14. イバイロ・ステファノフとバハン・バヤティアンに関する裁判から,どんなことを学べると思いますか。
13 ブルガリア。1994年,19歳のイバイロ・ステファノフは軍隊に召集されました。ステファノフ兄弟は,軍隊に入ることを,また軍の指揮下で行なう非戦闘員の任務を果たすことを拒みました。兄弟は1年半の刑を言い渡されましたが,良心的に兵役を拒否する権利を主張し,上訴しました。この件は最終的にヨーロッパ人権裁判所で審理されることになりました。2001年,まだ審理が行なわれていなかった時点で和解が成立しました。ブルガリア政府はステファノフ兄弟に,さらには代替の市民的奉仕活動を行なう意志のある国民全員に,恩赦を与えたのです。c
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神の政府だけを忠節に支持する神の王国は支配している!
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c この和解により,ブルガリア政府には,良心的拒否者全員に対し,軍の管理下にはない代替の市民的奉仕活動の機会を提供することも求められました。
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