-
ヨブ記の目立った点ものみの塔 2006 | 3月15日
-
-
『わたしは自分の忠誠を自分から奪い去らない!』
ヨブの三人の友が話の中で主張した基本的な点は,ヨブはひどい悪事を働いたゆえに神からこれほど厳しい罰を受けているに違いないというものでした。率先して話したのはエリパズです。続いてビルダドが発言し,もっと辛らつな言葉を使います。ツォファルはそれに輪をかけて痛烈です。
ヨブは彼らの誤った推論を受け入れませんが,自分の苦しみを神がなぜ許しておられるのか理解できず,自己弁護に過度に気を取られるようになります。それでもヨブは神を愛しており,「わたしは息絶えるまで,自分の忠誠を自分から奪い去らない!」と叫びます。―ヨブ 27:5。
-
-
ヨブ記の目立った点ものみの塔 2006 | 3月15日
-
-
『私は塵と灰の中でまさしく悔い改めます』
エリフという名の若者が,そばで辛抱強く議論に耳を傾けていました。ついにエリフは口を開き,ヨブとヨブを苦しめる三人の友を正します。
エリフが話し終えるや,エホバは風あらしの中から答えられます。ヨブの苦しみについては何も説明なさいません。しかし,全能者は一連の質問をすることにより,畏敬の念を起こさせるご自分の力と偉大な知恵をヨブが悟るようにさせます。ヨブは理解せずに語ったことを認め,「私は撤回し,塵と灰の中でまさしく悔い改めます」と言います。(ヨブ 42:6)試練は終わり,ヨブの忠誠は報われます。
-