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ヨエル書聖書に対する洞察,第2巻
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ヨエル書
(ヨエルしょ)(Joel,Book of)
「ペトエルの子ヨエル」が霊感を受けて書いた,ヘブライ語聖書中の書の一つ。(ヨエ 1:1)この預言者の生涯については,ほとんど何も知られていません。この預言者がユダ,エルサレム,およびそこにあるエホバの家のことを述べていることから,彼はユダで預言し,また恐らくエルサレムに住んでいたであろうと推論できます。(1:9,14; 2:17,32; 3:1,2,16-20)ヨエルが「エホシャファトの低地平原」(3:2,12)に言及したということは,エホバがエホシャファト王のために大勝利を収めた後にヨエルがこの書を書いたことを意味しています。しかし,それが正確にどの時代だったかは疑問となっています。
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