-
アビラム聖書に対する洞察,第1巻
-
-
このことからすると,その反逆は二つの矛先を持つもので,アロンの祭司職に対してだけでなく,神からの指示を施行する者としてのモーセの地位に対しても向けられていたものと思われます。(詩 106:16)
-
-
アビラム聖書に対する洞察,第1巻
-
-
コハト人の家族(その中にコラの家族も含まれていた)は幕屋の南側,つまりルベン人と同じ側に宿営していましたから,コラの天幕はダタンやアビラムの天幕と近かったことが考えられます。(民 2:10; 3:29)神の裁きが表明された時,ダタンとアビラムは自分たちの天幕の入口の所に立ち,一方コラとその反逆を支持した250人は,香をささげるための自分の火取り皿を手にして会見の天幕の入口に集まりました。次いで,モーセが民の残りの人々に,3人の反逆首謀者の天幕の周りから離れるようにと呼びかけた後,神はそれらの者たちの天幕の下の地面を二つに裂けさせて,ダタンとアビラムおよび彼らの家の者たちを呑み込ませ,そのようにして不敬な行動に対するご自身の有罪宣告を表明されました。(民 16:16-35; 申 11:6; 詩 106:17)コラの子たちを別にして,コラの家の者たちも滅びました。コラ自身は,250人の反逆者たちと共に,幕屋の前で火によって滅ぼされて死にました。(民 16:35; 26:10,11)
-