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ラトビア2007 エホバの証人の年鑑
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クリスチャンとしての信仰が試みられる
1993年,イェルガバの音楽学校の女子学生4人が信仰の試みに遭いました。4人の所属する合唱団が独立記念日の祝典で歌うよう命じられたのです。4人は真理に新しかったにもかかわらず,神に喜んでいただこうと心に決めていました。それで,合唱団の責任者に手紙を書き,クリスチャンの良心ゆえに,その行事への参加を辞退したい旨を丁重に伝えました。するとその責任者は,歌わないなら放校するとの最後通牒を少女たちの親に突きつけました。あの3人のヘブライ人たちと同様に,少女たちはエホバに従いました。―ダニ 3:14,15,17。使徒 5:29。
その一人だったダツェ・プンツレはこう述べています。「神への祈りと,兄弟たちの支えは,忠実を保つ助けとなりました。放校されはしましたが,わたしは真理の側に堅く立ったことを決して後悔していません。確かに,エホバはよく顧みてくださいました。その後,ほんの数か月で,ある法律事務所の仕事が見つかり,そこで得た経験は,2001年から始めたベテル奉仕に役立っています」。
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ラトビア2007 エホバの証人の年鑑
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[210ページの図版]
ダツェ・プンツレは国家主義的な歌を歌うのを拒否したために放校された
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