-
ラトビア2007 エホバの証人の年鑑
-
-
カールリス・レゼブスキスとアレクサンドラは結婚後,カールリスの親が所有するこぢんまりした家に入居しました。その家は,リガから68㌔ほど離れたトゥクムス近郊の森の中にあり,人目につきにくかったため,冬に集会を開くには理想的でした。ディタ・グラスベルガ(旧姓アンドリシャカ)は当時のことをこう語っています。「レゼブスキス家で開かれていた集会に家族で出席していたとき,わたしはまだ子どもでした。バスでトゥクムスまで行き,雪の積もった森を歩いて抜けるのは,大冒険でした。やっとのことでその家に入ると,おいしそうなスープがストーブの上でグツグツ煮えており,その香りに思わずよだれが出そうになったものです」。
-
-
ラトビア2007 エホバの証人の年鑑
-
-
夏の間,兄弟たちは森の中や湖のほとり,あるいは浜辺で集会を開きました。ソビエト内の他の地域と同じように,結婚式や葬式の時に聖書の講演を行なうこともありました。
-
-
ラトビア2007 エホバの証人の年鑑
-
-
[194ページの図版]
この葬式のような比較的大きな集まりで,霊的な事柄に関する講演が行なわれた
-