-
聖書を事実どおりに受け入れなさいものみの塔 1995 | 5月1日
-
-
例えば,出エジプト記 24章7節によれば,モーセはエホバから命じられた事柄を書き記した後,「契約の書を取り,それを民の耳に読み聞かせ」ました。民はシナイ山の所で超自然的な現象を目撃していたので,モーセから読み聞かせられた事柄が神からのものであり,自分たちにはこの情報を知る必要がある,ということを認めました。(出エジプト記 19:9,16-19; 20:22)わたしたちも,神の言葉の中に記されている事柄を知る必要があります。―詩編 19:7-11。
6 (イ)イスラエル国民が約束の地に入る前に,モーセは何を行ないましたか。(ロ)わたしたちはどのようにモーセの模範に見倣えますか。
6 イスラエル国民にとって,約束の地に入るためにヨルダン川を渡る準備をしていた時,すなわち荒野での放浪生活を後にする前に,もう一度エホバの律法と神が自分たちをどのように扱ってこられたかを熟考するのはふさわしいことでした。モーセは神の霊に促されて,律法を民と共に復習しました。モーセは民に律法を細かな点まで思い起こさせると共に,彼らとエホバとの関係に影響する基本的な原則や態度を際立たせました。(申命記 4:9,35; 7:7,8; 8:10-14; 10:12,13)今日のわたしたちも,新たな割り当てを受けたり生活の中で新たな状況に直面したりする時,自分の行なう事柄に聖書の助言がどう影響するかを考えるのは良いことです。
-
-
聖書を事実どおりに受け入れなさいものみの塔 1995 | 5月1日
-
-
モーセは,シナイ山に面する平原でイスラエルに「契約の書」を読み聞かせましたが,それは彼らが神のみ前における責任を知り,果たすようにするためでした。彼らはそうしたでしょうか。朗読を聞いたなら,こたえ応じる必要が生じました。民はその必要を認め,はっきり答えてこう言いました。「エホバの話されたすべてのことをわたしたちは喜んで行ない,またそれに従います」― 出エジプト記 24:7。出エジプト記 19:8; 24:3と比較してください。
-