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  • エホバはわたしたちに無理な要求をされますか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1999
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1999
塔99 9/15 16–21ページ

エホバはわたしたちに無理な要求をされますか

「エホバがあなたに求めておられるのは,ただ公正を行ない,親切を愛し,慎みをもってあなたの神と共に歩むことではないか」― ミカ 6:8。

1 ある人たちがエホバに仕えない理由としてどんなことが考えられますか。

エホバはご自分の民に何らかの要求をされます。しかし,ミカの預言から引用された上記の言葉を読むと,あなたも神のご要求は理にかなっているという結論に至るでしょう。それでも,多くの人は偉大な創造者に仕えていませんし,かつて仕えていたものの,そうするのをやめてしまった人もいます。なぜでしょうか。それは,彼らが,神は無理なことを求めている,と思うからです。神は無理なことを求めていますか。それとも,エホバの要求される事柄に対する当人の受け止め方に問題があるのでしょうか。一つの歴史上の記述からその点を洞察できます。

2 ナアマンはどんな人でしたか。エホバの預言者はナアマンに,何をするようにと言いましたか。

2 シリアの軍の長ナアマンは,らい病にかかっていました。しかし,イスラエルにその病気を治せるエホバの預言者がいることを知らされました。そのため,ナアマンと付き添いの者たちはイスラエルへと旅をし,ついに神の預言者エリシャの家に来ました。エリシャは,名の知られたこの訪問者を迎えに家から出るどころか,僕を遣わしてナアマンにこう告げさせます。「ヨルダンへ行って,あなたはそこで七度水浴しなければなりません。あなたの肉が元に戻り,清くなるためです」― 列王第二 5:10。

3 ナアマンが初め,エホバの求めどおりにすることを拒んだのはなぜですか。

3 ナアマンは,神の預言者の述べた要求に応じれば,忌まわしい病気がいやされることになっていました。では,エホバはナアマンに無理なことを求めておられたのでしょうか。そうではありません。それなのにナアマンは,エホバの要求した事柄を行なおうとはしませんでした。こう異議を唱えたのです。「ダマスカスの川,アバナやファルパルはイスラエルのすべての水に勝っているではないか。わたしはこれらの川で水浴して,確かに清くなれないのだろうか」。こうして,ナアマンは激怒して去って行きました。―列王第二 5:12。

4,5 (イ)ナアマンは従順な態度をとった結果,どんな報いを受けましたか。報いを受けたことに,どのように反応しましたか。(ロ)これから何を検討しますか。

4 ナアマンの場合,実際に問題となっていたのは何ですか。要求が難しすぎたわけではありません。ナアマンの僕たちは,機転を利かせてこう言いました。「あの預言者があなたに話したことが大きな事であっても,あなたはそれをなさるのではありませんか。では,まして,彼はあなたに,『水浴して,清くなりなさい』と言ったのですから,なおのことなさってもよいのではありませんか」。(列王第二 5:13)問題は,ナアマンの受け止め方にありました。自分は当然の丁重な扱いを受けていない,また効果のない屈辱的に思える事柄をするよう求められている,と感じたのです。しかしナアマンは,僕たちの機転の利いた助言にこたえ応じ,ヨルダン川に7回身を浸しました。『自分の肉が小さな少年の肉のように元に戻り,自分が清くなった』時のその喜びを想像してください。心は感謝の気持ちでいっぱいになりました。そしてナアマンは,これからはエホバ以外にどんな神も崇拝しない,と宣言しました。―列王第二 5:14-17。

5 エホバは人類史の初めから常に,種々の規定に従うよう人々に求めてこられました。その幾つかを検討するようお勧めします。その際,わたしだったら,エホバからそのようなことを要求された場合,どう反応しただろうか,と自問してください。そのあと,エホバが今日わたしたちに何を求めておられるかを調べます。

エホバがかつて要求された事柄

6 最初の人間夫婦は,何をするよう求められましたか。あなたなら,そのような指示にどのように応じたでしょうか。

6 エホバは最初の人間夫婦アダムとエバに,子を育て,地を従わせ,動物を服従させるようにという指示をお与えになりました。この男子とその妻は祝福されて,庭園のような広々とした住まいも与えられていました。(創世記 1:27,28; 2:9-15)しかし,一つの制限がありました。二人は,ある木からは食べてはなりませんでした。その木は,エデンの園に数多くあった実を結ぶ木のうちの1本でした。(創世記 2:16,17)求められていたのは無理なことではありませんでした。そうではないでしょうか。あなたなら,完全な健康状態で永遠に生きるという見込みを持って,そのような任務を喜んで果たしたのではありませんか。園に誘惑者が現われても,その誘いを退けたのではないでしょうか。そして,エホバにはその簡単な一つの制限を課す権利がある,ということに同意するのではありませんか。―創世記 3:1-5。

7 (イ)ノアはどんな任務を与えられましたか。どんな反対に遭いましたか。(ロ)あなたは,エホバがノアに求めた事柄についてどう思いますか。

7 後にエホバはノアに,地球規模の洪水を生き延びるための手段として箱船を建造するようお求めになりました。箱船は巨大なものだったので,それを造るのは容易なことではなく,その仕事はおそらく,さんざんあざけられ,敵意を示される中で行なわれたことでしょう。それでも,ノアにとって,多くの動物はもちろん,自分の家の者たちを救うことができたのは,なんと大きな特権でしょう。(創世記 6:1-8,14-16。ヘブライ 11:7。ペテロ第二 2:5)あなたも,そのような任務を与えられたなら,それを果たすため一生懸命に働いたでしょうか。それとも,エホバは無理なことを求めていると考えたでしょうか。

8 アブラハムは,何をするよう求められましたか。そのとおりにした結果,それはどんなことの例となりましたか。

8 神はアブラハムに,極めて難しい,ある事をするよう求め,こうお告げになりました。「どうか,あなたの子,あなたの深く愛するひとり子イサクを連れてモリヤの地に旅をし,そこにおいて,わたしがあなたに指定する一つの山の上で,これを焼燔の捧げ物としてささげるように」。(創世記 22:2)エホバは,当時子どものいなかったイサクが子孫を持つことを約束しておられました。そのため,アブラハムの信仰,イサクを生き返らせる神の能力に対する信仰が試されました。アブラハムがイサクを犠牲としてささげようとしたところ,神はその青年の命を長らえさせました。この出来事は,神がご自身の子を人類のために与え,これを後に復活させることの例となりました。―創世記 17:19; 22:9-18。ヨハネ 3:16。使徒 2:23,24,29-32。ヘブライ 11:17-19。

9 エホバはアブラハムに無理なことを求めておられたわけではない,と言えるのはなぜですか。

9 人によっては,エホバ神はアブラハムに無理なことを求めた,と考える向きもあるかもしれません。しかし,無理な要求でしたか。死者を復活させることのできる創造者がわたしたちに,一時的に死の眠りに就くとしてもご自分に従順であるよう求めるのは,本当に愛のないことでしょうか。イエス・キリストと初期のその追随者たちは,愛のないことだとは考えませんでした。神のご意志を行なうために,身体的な虐待ばかりか死をさえ甘受することをいとわなかったのです。(ヨハネ 10:11,17,18。使徒 5:40-42; 21:13)あなたも,状況のゆえに必要とあらば,同じようにする気持ちがありますか。エホバが,ご自分の民となることに同意した人々に要求された事柄を幾つか検討してみましょう。

イスラエルに与えられたエホバの律法

10 エホバの求められるすべてのことを行なうと約束したのはだれですか。エホバは彼らに何を与えましたか。

10 アブラハムの息子イサク,また孫のヤコブつまりイスラエルを通してアブラハムの子孫となった人々は,イスラエル国民となりました。エホバはイスラエル人をエジプトでの奴隷状態から救出されました。(創世記 32:28; 46:1-3。サムエル第二 7:23,24)その後まもなく,彼らは,神の求められることは何でも行なうと約束しました。「エホバの話されたすべてのことをわたしたちは喜んで行ないます」と言ったのです。(出エジプト記 19:8)エホバは,自分たちを治めてほしいというイスラエル人の願いに添って,その国民に十戒を含む600余りの規範をお与えになりました。やがて,モーセを通して与えられたこれら神からの規範は,単に律法として知られるようになりました。―エズラ 7:6。ルカ 10:25-27。ヨハネ 1:17。

11 律法の一つの目的は何でしたか。その目的の達成に寄与した規定にはどんなものがありますか。

11 律法の一つの目的は,性道徳,商取引,子どもの世話などの物事を律する有益な規定を設けることによってイスラエル人を守ることにありました。(出エジプト記 20:14。レビ記 18:6-18,22-24; 19:35,36。申命記 6:6-9)仲間の人間,また家畜の扱い方に関する規則も設けられました。(レビ記 19:18。申命記 22:4,10)民は,年ごとの祭りや崇拝のために集まり合うことに関する要求によって霊的に守られました。―レビ記 23:1-43。申命記 31:10-13。

12 律法の主な目的は何でしたか。

12 律法の主な目的は,次のように書いた使徒パウロの言葉に示されています。「それは違犯を明らかにするために付け加えられたのであり,約束のなされた胤[キリスト]が到来する時にまで及ぶのです」。(ガラテア 3:19)イスラエル人は律法によって,自分たちが不完全であることを思い知らされました。ですから必然的に,自分たちの罪を完全に取り除くことのできる完全な犠牲を必要としていました。(ヘブライ 10:1-4)それで,律法は民に,メシアつまりキリストであるイエスを受け入れる準備をさせるためのものだったのです。パウロはこう書いています。「律法は,わたしたちをキリストに導く養育係となったのであり,それは,わたしたちが信仰によって義と宣せられるためでした」― ガラテア 3:24。

エホバの律法は重荷だったか

13 (イ)不完全な人間は律法をどのようにみなしましたか。それはなぜですか。(ロ)律法は実際に重荷でしたか。

13 律法は「聖にして義にかない,良いもの」でしたが,多くの人はそれを重荷とみなしました。(ローマ 7:12)律法は完全だったので,イスラエル人はその高い規準に達することはできませんでした。(詩編 19:7)使徒ペテロが律法について,「父祖もわたしたちも負うことのできなかったくびき」という言い方をしたのはそのためです。(使徒 15:10)もちろん,律法そのものは重荷ではなく,それに従うことは民に益をもたらしました。

14 律法がイスラエル人に対する極めて有用な目的に寄与した,どんな例がありますか。

14 例えば,律法のもとで,盗人は刑務所に入れられたのではなく,盗んだ物を償うために働いて,その2倍以上のものを支払わなければなりませんでした。ですから,被害者は全く損失を被らず,勤勉な人々が刑務所制度を維持するために負担を強いられることもありませんでした。(出エジプト記 22:1,3,4,7)安全でない食物は禁じられました。豚肉は,きちんと調理していないと旋毛虫症を伝染させることがあり,ウサギは野兎病を伝染させることがあります。(レビ記 11:4-12)同様に,律法は死がいに触るのを禁じることによっても人々を保護しました。人は死体に触れたなら,身を洗い,衣をも洗うことが要求されました。(レビ記 11:31-36。民数記 19:11-22)糞便は埋めるよう規定されていたので,民は病原菌のまん延から保護されました。科学者が病原菌の存在について知ったのは,比較的最近のことです。―申命記 23:13。

15 イスラエル人の重荷となったのは何ですか。

15 律法は人々に無理なことを求めてはいませんでした。しかし,律法を解釈する者と自負した人たちについては,そうは言えません。その人たちの課した規則について,ジェームズ・ヘースティングズ編の「聖書辞典」(英語)は,こう述べています。「聖書のどのおきての周りにも,細かい規定が網の目のように巡らされた。……こうして,考え得るあらゆる事例を律法の枠内に収めようとする試みがなされた。人間の行動全体を厳密な経験則によって規制しようと,無情な論法が用いられた。……良心の声は押し殺された。神の言葉の持つ生きた力は骨抜きにされ,数多くの付帯的な規則の下に埋もれてしまった」。

16 イエスは,宗教指導者の課した,重荷となる規則や伝統について何と言われましたか。

16 イエス・キリストは,膨大な規則を課した宗教指導者たちを糾弾し,「[彼らは]重い荷をくくって人の肩に載せますが,自分ではそれを指で動かそうともしません」と言われました。(マタイ 23:2,4)イエスは,彼らの課した,手の込んだ清めのしきたりも含む,人間の作った重荷となる規則や伝統が「神の言葉を無にしてい(る)」と指摘しました。(マルコ 7:1-13。マタイ 23:13,24-26)しかし,イスラエルの宗教上の教師たちは,イエスが地上に来られる前からすでに,エホバが実際に要求しておられる事柄を誤り伝えていました。

エホバが実際に求めておられるもの

17 エホバが不信仰なイスラエル人の焼燔の捧げ物を喜ばれなかったのはなぜですか。

17 エホバは預言者イザヤを通してこう言われました。「雄羊の全焼燔の捧げ物や肥え太らせた動物の脂はもう沢山だ。わたしは若い雄牛や雄の子羊や雄やぎの血を喜ばなかった」。(イザヤ 1:10,11)神はなぜ,律法の中で自ら要求していた捧げ物を不快に思われたのでしょうか。(レビ記 1:1–4:35)民が神に対して不敬な振る舞いをしたからです。それゆえに,彼らはこう訓戒されました。「身を洗い,身を清め,わたしの目の前からあなた方の行ないの悪を除け。悪を行なうことをやめよ。善を行なうことを学び,公正を尋ね求め,虐げる者を正し,父なし子のために裁きを行ない,やもめの言い分を弁護せよ」。(イザヤ 1:16,17)この言葉から,エホバが僕たちに望んでおられる事柄を正しく認識できるのではないでしょうか。

18 エホバがイスラエル人に実際に求めておられたのはどんなことですか。

18 イエスは,神が実際に何を望んでおられるかを示しました。それは,「律法の中で最大のおきてはどれですか」という質問を受けた時のことです。イエスは答えました。「『あなたは,心をこめ,魂をこめ,思いをこめてあなたの神エホバを愛さねばならない』。これが最大で第一のおきてです。第二もそれと同様であって,こうです。『あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない』。律法全体はこの二つのおきてにかかっており,預言者たちもまたそうです」。(マタイ 22:36-40。レビ記 19:18。申命記 6:4-6)預言者モーセは,同様のことを述べ,こう尋ねました。「あなたの神エホバが求めておられることは,あなたの神エホバを恐れてそのすべての道を歩み,神を愛し,心をつくし魂をつくしてあなたの神エホバに仕えること,……エホバのおきてと法令を……守ること,ただそれだけではないか」。―申命記 10:12,13; 15:7,8。

19 イスラエル人はどのように自分を清く見せようとしましたか。しかし,エホバは何と言われましたか。

19 イスラエル人は,悪行に携わっていたにもかかわらず,自分を清く見せたいと思っていました。律法で要求されていた断食は年ごとの贖罪の日だけのことでしたが,彼らは頻繁に断食するようになりました。(レビ記 16:30,31)しかし,エホバは彼らを叱責し,こう言われました。「これがわたしの選ぶ断食ではないか。邪悪のかせを解き,くびき棒の縛りひもを解き,打ちひしがれた者たちを自由の身にして送り出すこと,また,あなた方がすべてのくびき棒を断ち切ることではないか。それは,あなたのパンを飢えた者に分け与えること,また,苦しんでいる,家のない者たちを自分の家に入れることではないか。裸でいる者を見るなら,あなたはその者を覆わなければならないということ,自分の肉身から自分を隠すべきではないということではないか」― イザヤ 58:3-7。

20 イエスは宗教上の偽善者たちのどんな点を叱責しましたか。

20 それら独善的なイスラエル人は,イエスから次のように言われた,宗教上の偽善者たちと同様の問題を抱えていました。「あなた方は,はっか・いのんど・クミンの十分の一を納めながら,律法のより重大な事柄,すなわち公正と憐れみと忠実を無視しているからです。これらこそ行なうべきことだったのです。もっとも,それら他方の事柄も無視すべきではありません」。(マタイ 23:23。レビ記 27:30)イエスの言葉から,エホバがわたしたちに実際に何を望んでおられるかを正しく認識できるのではないでしょうか。

21 預言者ミカは,エホバがわたしたちに何を求め,何は求めておられないかについて,どのように大要を示しましたか。

21 神の預言者ミカは,エホバがわたしたちに何を要求し,何は要求しておられないかを明らかにするために,こう問いかけました。「何を携えてわたしはエホバに向かい合おうか。何を携えて高みにおられる神のみ前に身をかがめようか。全焼燔の捧げ物を,当歳の子牛を携えて向かい合うのだろうか。幾千頭の雄羊,幾万流の油をエホバは喜ばれるのだろうか。わたしの反抗に対してわたしの初子を,わたしの魂の罪に対してわたしの腹の実を与えるのだろうか。地の人よ,何が善いことかを神はあなたにお告げになった。そして,エホバがあなたに求めておられるのは,ただ公正を行ない,親切を愛し,慎みをもってあなたの神と共に歩むことではないか」― ミカ 6:6-8。

22 エホバは,律法のもとにあった人たちに,特に何を望んでおられましたか。

22 では,エホバは,律法のもとで生きていた人たちに,特に何を要求しておられたのでしょうか。もちろん,エホバ神を愛することが求められていました。さらに,使徒パウロは,「律法全体は一つのことば,すなわち,『あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない』の中に全うされている」と言いました。(ガラテア 5:14)同様に,パウロはローマのクリスチャンにもこう告げました。「仲間の人間を愛する者は律法を全うしてい(ま)す。……愛は律法を全うするものなのです」― ローマ 13:8-10。

それは無理なことではない

23,24 (イ)わたしたちにとって,エホバから求められることを行なうのが決して無理なことではないのはなぜですか。(ロ)次にどんな点を考慮しますか。

23 わたしたちは,エホバがいかに愛と思いやりに富む,憐れみ深い神であるかに感動するのではないでしょうか。神の独り子イエス・キリストは,神の愛を際立たせるために地上に来ました。エホバにとって人々がいかに貴重であるかを知らせるために来たのです。イエスは,神の愛を例えで説明しながら,ただのすずめについて,「あなた方の父の知ることなくしては,その一羽も地面に落ちません」と言いました。それで結論として,「恐れることはありません。あなた方はたくさんのすずめより価値があるのです」と語りました。(マタイ 10:29-31)確かに,そのような愛ある神がお求めになる事柄は何であれ,無理なことではないはずです。

24 しかし今日,エホバはわたしたちに何を求めておられますか。神は無理なことを求めている,と考えているように見受けられる人もいるのはなぜですか。これらの点について調べるなら,何であれエホバの求める事柄を行なうのは,なぜすばらしい特権なのかが分かるでしょう。

答えることができますか

□ ある人たちがエホバに仕えようとしないことには,どんな理由があるのかもしれませんか

□ エホバのご要求は,年月を通じてどのように異なってきましたか

□ 律法はどんな目的に寄与しましたか

□ エホバがわたしたちに求める事柄は,なぜ無理なことではありませんか

[18ページの図版]

手の込んだ清めのしきたりなど,人間の作った規則のために,崇拝は重荷となった

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