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自分を愛することについて聖書は何と述べていますか聖書 Q&A
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第2のおきては,「あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない」というものです。(マルコ 12:31。レビ記 19:18)
聖書には,自分を愛するようにというおきてはないものの,「あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない」という言葉から,適度に自分を愛し自尊心を持つことが自然で有益であることが分かります。
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自分を愛することについて聖書は何と述べていますか聖書 Q&A
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自分よりも他の人への愛を優先させるなら,幸福感や自尊心が薄れますか
薄れません。人間は,利他的な愛を主要な特質とする神に似た者として創造されたからです。(創世記 1:27。ヨハネ第一 4:8)これは,わたしたちが他の人に愛を示すように造られているということです。自分への愛も大切ですが,まず神を愛し,他の人に良いことをするよう努力する時に,一番幸せになれます。聖書が述べているように,「受けるより与えるほうが幸福」なのです。(使徒 20:35)
今日,“自分ファースト”から幸福が得られる,と言う人は少なくありません。そうした人たちにとっては,“自分を愛せよ”が“隣人を愛せよ”に取って代わってしまいました。とはいえ,現代の様々な経験は,「おのおの自分の益ではなく,他の人の益を求めてゆきなさい」という,聖書の知恵の言葉に従うことで健康や幸福感が増すことを裏づけています。(コリント第一 10:24)
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