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すべてのことにおいて正直でありなさいものみの塔 1986 | 11月15日
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13,14 ほかの人たちは,エホバの民の正直さについて,どのように述べていますか。
13 神の民の正直さはしばしば他の人々から注目されます。例えば,イタリアの新聞「イル・ピッコロ」は,次のような内容の一読者からの手紙を掲載しました。「私が紛失したかなりの額のお金をこの新聞を通してお返しくださって,手本とすべき真実の正直さを示してくださった,エホバの証人と言われたご婦人に感謝を述べたいと思います」。
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すべてのことにおいて正直でありなさいものみの塔 1986 | 11月15日
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例えば,証人たちの一家族が米国フロリダ州のあるホテルに泊まった時のこと,息子がうっかり枕カバーを自分の下着と間違えて持ってきてしまいました。そこで家族が枕カバーをホテルに送り返したところ,ホテルの支配人から,「皆さんの正直さに深く感謝したいと思います。ホテルの枕カバーを送り返すというようなことは,皆さんにとってはごく自然な,ほとんど毎日行なっておられることかもしれませんが,私たちにとっては,称賛に値することでした」という手紙が送られて来ました。同じように,証人の一夫婦がたまたまジョージア州のホテルからペンを持ってきてしまったので返却したところ,支配人から次のような手紙が送られて来ました。「皆さんの荷物の中にたまたま紛れ込んでしまったペンをわざわざお返しくださり,ありがとうございました。皆さんのような非常に正直で深い気遣いを示す人々からお手紙を頂くと,さわやかな気持ちになります」。
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すべてのことにおいて正直でありなさいものみの塔 1986 | 11月15日
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18 エホバの証人ではない一人の婦人は,ニューヨーク市にあるエホバの証人の世界本部にあてた手紙の中で,自分の娘が学校で経験したことについて伝えたいと述べました。その娘さんは,ある日,高価な馬勒を盗まれてしまったのです。2年後,その娘さんは次のような手紙を受け取りました。「親愛なるリリーへ。2年ほど前,あなたから盗んでしまった馬勒を送ります。盗んだのはわたしですが,今わたしはエホバの証人です。この馬勒をこれ以上自分の手元に置いておくのはわたしの新しい良心が許しません。本当に申し訳ありません。どうか許してください」。そうです,エホバに仕えることを願う人たちは,「正直な良心」を培わなければなりません。「すべてのことにおいて正直に行動したいと願っているからです」。―ヘブライ 13:18。
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